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iPhoneの反応が良すぎる? “感度設定”で誤操作を防ごう

公開日 2022/10/17 06:40 高橋 敦
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iPhoneを操作していて「タッチ操作への反応が良すぎて自分が意図していない誤動作が起きてしまいがち」と感じることはありますか?もしもそうなら、[タッチ調整][触覚タッチ]の設定でそれを解消できるかもしれません。以下の項目を調整してみましょう。

●[保持継続時間]:画面に触ってからそれがタッチとして認識されるまでの猶予時間を標準より伸ばすことができます。通常は触れた瞬間にタッチ操作とみなされますが、この設定をオンにして0.1秒以上の任意の秒数を設定すると、その時間だけ画面に触れ続けて、はじめてタッチ操作と認識されるようになります。

●[スワイプジェスチャ]:スワイプ操作の認識感度の調整です。[標準]と[2×][4×]などの倍数が用意されており、倍数が大きくなるほど鈍感になってくれます。

●[触覚タッチ][3Dと触覚タッチ]:いわゆる「長押し」操作の感度調整です。触覚タッチでの長押し操作では、タッチしてから長押しと認識されるまでの[速い][遅く]を選択できます。3Dタッチ対応iPhoneでは加えて、押し込み操作の押しの強さの[弱い][中][強い]も選択可能です。

これらの設定は基本的にオフまたはデフォルト状態がいちばん高感度。ですので逆に「標準よりもっと高感度にしたい」という要望には応えられませんので悪しからず。

設定手順は以下の通り。
1)[設定]>[アクセシビリティ]>[タッチ]>[タッチ調整]と進み、[タッチ調整]をオンに
2)[保持継続時間]をオンにして[ー][+]をタップしてタッチ認識までの猶予時間を調整
3)[スワイプジェスチャ]をオンにして設定画面に進み、[必要な移動距離]の倍数を長くすることで感度を下げる
4)[設定]>[アクセシビリティ]>[触覚タッチ]または[3Dと触覚タッチ]に進み、[タッチの継続時間]を[遅く]にして感度を下げる

[設定]>[アクセシビリティ]>[タッチ]>[タッチ調整]と進み、[タッチ調整]をオンに

[保持継続時間]をオンにして[ー][+]をタップしてタッチ認識までの猶予時間を調整


[スワイプジェスチャ]をオンにして設定画面に進み、[必要な移動距離]の倍数を長くすることで感度を下げる

[設定]>[アクセシビリティ]>[触覚タッチ]または[3Dと触覚タッチ]に進み、[タッチの継続時間]を[遅く]にして感度を下げる

これらの設定によって「無意識にちょっと触れてしまっただけなのに誤動作」などの低減を期待できます。ですが操作へのレスポンスをあえて落とすわけですから、スパパパパーンと操作したいときにはストレスを感じることになるかも。そこはトレードオフです。

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