HOME > レビュー > 黒っぽくなった電源プラグ、使い続けても平気?

【連載】ガジェットTIPS

黒っぽくなった電源プラグ、使い続けても平気?

公開日 2022/04/08 06:40 海上忍
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
壁のコンセントに挿しっぱなしで、ふだん気にすることもない電化製品の「電源プラグ」。部屋の模様替えで抜いてみたら、プラグが全体的にくすんで...購入直後はピカピカの銀色だったような。見た目の劣化はともかく、安全性が気になりますよね。


結論からいうと、わずかな変色だけであれば、気にしなくていい可能性が高いです。ひとくちに電源プラグといっても材質はいろいろあるため、一律にいうことはできませんが、経年で酸化が進み変色することがあるのです。渋い茶のようなくすんだ色であれば、そう判断していいでしょう。

ただし、変色の程度によっては危険なことも。事故防止にもつながりますから、この際入念にチェックしておきましょう。

電源プラグの先端が黒く変色してススが付着している場合、コンセント(電源タップなど差し込まれる側)内部に問題が生じている可能性があります。電源タップは新品に交換するとして、壁に埋め込まれるタイプのコンセントであれば、電気工事業者に相談のうえ修理/交換すべきかもしれません。

電源プラグの刃の間が黒く変色している場合も、トラッキング現象が疑われる危険な状態です。ホコリなどの異物が入り込みやすい要素が周囲にないか、コンセントとプラグの間に緩みがないか確認が必要です。いわゆるタコ足配線により発熱・発火する可能性も考えられるため、電子レンジや炊飯器など消費電力の大きい家電をつないでいる場合は注意しましょう。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE