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【連載】ガジェットTIPS

USBメモリの「速さ」は見た目でわかる? わからない?

2021/01/09 海上忍
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パソコンのデータを持ち運ぶデジタルガジェットといえば「USBメモリ」。SDカードなど他の手段もありますが、SDカードスロット非搭載のパソコンは珍しくない一方、USBポートのないパソコンはほとんど見かけません。USBポートがAタイプ(USB-A)かCタイプ(USB Type-C/USB-C)かの問題はあるにせよ、データのやり取りはUSBメモリで行うほうが確実です。

一方、USBメモリは製品によって読み書き速度に大きなバラつきがあります。搭載されているNAND型フラッシュメモリの構造の違い、対応するUSB規格(USB2.0/USB 3.0)の違いなど理由はいくつかありますが、コントローラICの性能による影響も見逃せません。

「速さ」は見た目でわかる?

NANDフラッシュメモリは、データを書き込むとき高電圧を加え電子に絶縁体を貫通させるという特性上、読み取りよりも書き込みに時間がかかります。書き込みはある程度まとまった量のデータを対象に(ブロック単位で)行わねばならず、書き込み処理が一部の素子に集中しないようウェアレベリングと呼ばれる技術も使わなければならないうえ、CPU命令やUSB回路を制御する必要もあるため、それらを管理するICの性能が重要になってきます。

USBメモリが準拠する規格がUSB 2.0なのかUSB 3.0なのかは、コネクタの絶縁体部分の色(青はUSB 3.0)で見分けることができます。しかし、USB 3.0準拠であってもコントローラICの性能に難があれば、期待するような読み書き速度は得られません。見た目で判断する場合、コネクタが青かどうかだけでなく、パッケージに記載された「書き込み最大◯◯◯MB/秒」といった情報も参考にしましょう。

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