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ノイキャンイヤホンの効きがイマイチ? まずは“装着”を確認すべき!

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海上忍
2021年01月05日
「ノイキャン」ことノイズキャンセリング機能を備えたイヤホンが大人気です。耳穴を塞ぐカナル型イヤホンといえど周囲の雑音は耳に入ってくるもので、雑音が気にならないレベルまで音量を上げてしまいがちですが、ノイキャンイヤホンがあれば適度な音量で雑音を気にせず音楽を愉しめます。

そのノイズキャンセリング性能は、製品によって差があります。「◯◯デシベル低減」といった遮音性能が効果を判断するひとつのめやすになりますが、実際に装着し自分の耳で効果を確かめる必要があるのがノイズキャンセリングイヤホンという製品の難しいところ。耳穴の形状という個人差の部分と、そこに大きく左右される「耳栓」の部分は、装着してみなければわからないからです。

正しく装着することで、本来のキャンセリング性能が得られます

その耳栓としての性能は、デジタル処理で雑音を取り除く「アクティブノイズキャンセリング」に対し、「パッシブノイズキャンセリング」と呼ばれます。アクティブノイズキャンセリングは、デジタル処理で得た逆位相の音を重ね合わせることでノイズを打ち消しますが、パッシブノイズキャンセリングはイヤホン自体の遮音性に直結しています。一般的に耳栓は周囲の音が聞こえないほど高性能ですが、パッシブノイズキャンセリングにも同じことがいえるのです。

現在販売されているノイズキャンセリングイヤホンのほとんどが、アクティブとパッシブの組み合わせでノイズキャンセリングを実現しています。2つの方式はノイズを低減させるための両輪の関係ですから、「パッシブもしっかり効かせる」ことが正しいありかたです。

パッシブノイズキャンセリングは、メーカーが想定した装着方法でなければ期待した効果が得られません。ありがちなのは、耳穴への挿し込みが足りないこと。それでは外部の雑音が耳穴に入り込んでしまいます。効きがあまいな、もっとノイズが減るかと思った...と嘆く前に、耳穴へしっかり挿し込み、耳栓としてしっかり機能しているか確認してみましょう。

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