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Wi-Fi中継機、効果を発揮するにはどこに設置すれば良い?

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海上忍
2020年12月28日
家の中でもWi-Fiの電波が強い場所と弱い場所、ありますよね? Wi-Fiルーターから近い場所は電波が届きやすく高速に通信できますが、スマートフォンやパソコンなどの子機との間に壁やドアといった障害物が増えるほど通信速度は低下します。家の1階にWi-Fiルーターを設置した場合、2階では電波が弱まり接続すらおぼつかない、ということも珍しくありません。

そんなときは、Wi-Fiの電波が届く範囲を拡げる「Wi-Fi中継機」の出番ですが、ただ設置すればOKというものではありません。適切な場所に設置しなければ、期待したほどの効果を得られないからです。

Wi-Fi中継機は適切な場所に設置しましょう(画像はエレコム「WTC-733HWH2」)

そもそもWi-Fi中継機は、Wi-Fiルーターの信号を受信し、出力を高めたうえで再送信する働きを持ちます。Wi-Fiルーターを親機とするとWi-Fi中継機は子機にあたり、Wi-Fiルーターの信号を受信できなければ機能しません。それに電波が届くエリアを拡げることが目的ですから、Wi-Fiルーターに近い場所・受信状態が良好な場所に設置してもあまり意味がありません。

Wi-Fi中継機は、親機(Wi-Fiルーター)の電波が安定して届くギリギリの場所に設置することがベストです。Wi-Fiルーターが1階に設置されていれば2階に、Wi-Fiルーターと同じ部屋ではなく隣の部屋に設置したほうが、電波の届く範囲が広がる効果を期待できます。

そのとき、2.4GHz帯と5GHz帯の両方で信号を受信できることも確認しておきましょう。5GHz帯は◯だが2.4GHz帯は×という場所では、「デュアルバンド(同時)接続」のメリットを得られないからです(デュアルバンド対応機の場合)。Wi-Fiルーターとは別の部屋/見通せない地点で、5GHz帯・2.4GHz帯とも受信できる場所に設置すれば、Wi-Fi中継機のメリットを実感できるはずです。

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