【連載】ガジェットTIPS

ガジェット好きなら持っておきたい! USB電流/電圧チェッカーで何ができる?

海上忍
2019年10月06日
「USB電流/電圧チェッカー」と称した製品が販売されています。スマートフォンとパソコン、テレビと外付けHDD、ビデオレコーダーとデジタルカメラといった機器間のデータ転送に使われるUSBは、とかく転送速度に目が行きがちですが、電流/電圧にも重要な意味があるからです。

USB機器とケーブルの間に挟み込む形で利用しますが、表示された電流/電圧にどのような意味があるか...ピンとこないでしょうから、具体例を挙げてUSB電流/電圧チェッカーの用途を解説してみます。

Satechi「USB-C パワーメーターテスター」

たとえば、スマートフォンの充電ペースを確認したいとき。急速充電対応を謳うスマートフォンは、接続されているケーブルと出力側の機器を判断し、電流/電圧を変動させますから、USB電流/電圧チェッカーで測定しようというわけです。

USB PD対応機の場合、電圧が重要です。USB PDの仕様では電圧を5/9/15/20Vで切り替えられますから、電流が同じと仮定すると、電圧が5Vと9Vでは倍近く電力が変わることになります(電力[W]=電圧[V]×電流[A])。Type-C端子を備えたケーブルでも、対応規格がUSB 2.0なのかUSB 3.1 Gen 2なのかで電流が変わることもあります。予想より充電が遅い、ケーブルを交換したら充電速度が変わったような気がするといった場合には、USB電流/電圧チェッカーを使うと原因を特定できます。

製品によっては、Quick Chargeなどの高速充電規格に対応しているかチェックする機能、USB Type-Cの電力の方向を調べる機能、接続開始からの積算電力を測定する機能などを搭載していることがあります。ガジェット好きであれば、手もとに1台置いておきましょう。

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