【連載】ガジェットTIPS

USBメモリ、どの方式でフォーマットしたらいい?

海上忍
2019年05月23日
市販のUSBメモリは、その多くが「FAT32」でフォーマットされています。フォーマットとは、記憶装置を初期化するという意味のほかに、ファイルやフォルダをどのように記録するかの仕様(記録方法のルール)という意味もあり、ここでは「FAT32というフォーマット形式で初期化されたUSBメモリ」と理解します。

一方、世の中にはFAT32以外のフォーマット形式も存在します。現在のWindowsパソコンは内蔵ディスクに「NTFS」を使いますし、Macはまったく異なる「APFS」または「HFS+」を使用します。SD/MicroSDカードでは「exFAT」も見かけますから、USBメモリはFAT32でいいの? と疑問を感じてしまうかもしれません。

市販されているUSBメモリの多くはFAT32でフォーマットされていますが……

どのフォーマット形式を選ぶかですが、結論からいえばFAT32かexFATかの二択になります。この2つの形式は、おもなパソコン/スマートフォンOS(Windows/macOS/Android OS)でサポートされているため、読み取りできずに困ることがないからです。

ただし、FAT32はファイルひとつあたりのサイズが4GBまでという制限があるため、動画のように巨大になりがちなファイルは保存できないことがあります。exFATにそのようなサイズ上限はありませんが、デジタル家電でのサポートが遅れており、差し込んでも認識されない製品は少なくありません。

以上をまとめると、購入時点でFAT32フォーマットのUSBメモリは、互換性/汎用性を重視するならそのまま利用し、ひとつあたり4GB以上のファイルを扱う可能性が高い場合はexFATでフォーマットすべき、ということになります。

関連記事