防音・調音で音環境を良くする!<第3回> “響き”をコントロールする方法を知ろう!

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ホームシアターファイル編集部

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2011年09月15日
定在波、ブーミング、音の干渉、フラッターエコー…きちんと整えていない室内で音を出すと、このような音の問題が発生します。「反響音」の特性を理解し、それをうまくコントロールすることで、定在波などの問題を解決しましょう。


知っておきたい音の欠陥。音響障害の排除が第一歩


音響処理が施されていない室内で音を出すと、様々な音響障害が発生する。この音響障害を取り除くことがよい音環境をつくりだす第一歩である。代表的な音響障害は上に挙げた4つ。「定在波」とは部屋の共鳴で生じる音響障害であり、特に低音がなかなか減衰せず強調して聴こえる障害を「ブーミング」と呼ぶ。「音の干渉」と呼ばれる、音源から出た直接音と壁などで反射した反射音によっておこされる障害もある。また、平行面の間で音が延々と反射を繰り返す障害が「フラッターエコー」。

このうち、コントロールしにくいのは定在波、特に低音の定在波である。低音の定在波が発生しやすい部屋のサイズというものがあり、たとえば一辺が3〜4m前後の部屋の場合、サブウーファーの音量をどんなに上げても、部屋の中央付近、たとえば視聴位置ではまったく低音が聴こえず、部屋の壁際やコーナーではものすごい音量の低音が壁を揺さぶっていることがある。

音響障害を排除することが、音環境をよくする第一歩だ。

高音質な部屋をつくるなら、反響音の特性を理解しよう

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