今こそ推したい!ロングヒットを続けるワイヤレスヘッドホン。「Sonos Ace」は音質もノイキャンも一級品
立体的な広がりをしっかりと再現して作品に没入できる「TrueCinema」
「TrueCinema」機能もチェック。Dolby Atmos音声の『シティーハンター』(Netflix)をサウンドバー「Sonos Arc Ultra」でしばし堪能してから、テレビ音声スワップ機能で再生先をSonos Aceヘッドホンに切り替えてみた。
一聴しただけで、単なるヘッドホンサラウンド的な処理との違いは明らかだ。
例えば一触即発の緊迫状況での冴羽リョウ(リョウはけものへんに「僚」)のジョークが香にも敵集団に響かず、しかしその声の余韻は広大な地下空間に響く場面。画面奥中央のリョウを起点にその白けた響きが左右高さ方向に立体的に広がるという、Dolby Atmosの効果によって非常にシュールなシーンだ。
しかしTrueCinema適用状態のSonos Aceは、そのイマーシブサウンドの空間再現も絶妙なバランスで再現。そもそもヘッドホンでの再現が難しいその立体的な広がりををさらりと描き、その上で、確かにその広がり具合はサウンドバーで再生した際の広がり具合に合わせられている。TrueCinema、期待を超える威力だ。

ハイエンド・サウンドバーのヒットモデル『Sonos Arc Ultra』
Sonosのハイエンド・サウンドバーとして、映画や音楽コンテンツ、そしてスポーツコンテンツでも迫力のハイクオリティサウンドを堪能!
最後にノイキャン性能も改めて確認。首都高速が通っている道を移動しながら音楽リスニングを試してみた。すると、かなり厳しい環境なはずだが、ほぼ無音とまではいかないもののリスニングに支障ないレベルの静かさをあっさり確保。
アコースティックやバラードなど静かめの曲も普通に聴けてしまった。しかもそれほどの強力さでありつつ、ノイキャン独特の圧迫感も再生音の乱れも感じられない。総合的に最高クラスのノイキャン性能と評価できる。
使い慣れた頃に「やっぱりいいよね」と思える、今こそ推したい名品
筆者は以前もSonos Aceを試聴しており、その取材の際の好印象は頭に残っていたが、今回の取材において「さらに好印象!」に上書きされた。
オーディオビジュアルの総合アワード「VGP」での3期連続となる金賞受賞にせよ、発売からしばしの時を経て改めて「やっぱりいいよね」と頷かされるのには、ワイヤレスヘッドホンとしての本質的な魅力を持ち合わせているが故だろう。
最初に手にした瞬間の喜びから、使い慣れた頃にふと感じる「やっぱりいいよね」という瞬間。そんな瞬間を与えてくれるアイテムを「名品」と呼ぶのであれば、Sonos Aceはまさにそれに値するヘッドホンだ。今も推したい、今こそ推したい名品だ。

Sonos Aceは、11月21日(金) - 12月1日(月)のブラックフライデー期間中、特別価格で販売。Amazonをはじめ主要家電量販店にて実施中。
(提供:Sonos)
