ANC・通話・空間オーディオまで“全部入り”! 1万円クラスの常識を覆す「HUAWEI FreeBuds 7i」の実力を検証
価格への疑念を覆すサウンド。音楽を聴く楽しみにあふれる
サウンドクオリティについてもチェックしていこう。LDACコーデックの接続で音質試聴の定番曲を聴き込んでみた。
まず宇多田ヒカルの『BADモード』を再生すると、冒頭のシンセのサウンドから、そのダイナミクス溢れるサウンドの豊かさに驚く。11mmクアッドマグネットダイナミックドライバーの駆動力が非常に高く、低域の輪郭が滲むことなく、それでいてグルーヴ感を損なわない。ボーカルは空間上にナチュラルに定位し、息遣いまで聴こえるほどの緻密さを備える。
ROSÉ & Bruno Mars『APT.』を聴いても、ささやき声のように始まるボーカルと声のクリアさ、そして低音の質感の再現まで見事。ベースとキックドラムの低音も空間的に弾けるようなサウンドで、音楽を聴く楽しみにあふれている。
そして男性ボーカルの歌声も定位をしっかりと描き分けるため、音楽としてのバランスも整う。正直に言って、この価格帯で体験できるサウンドとは思えない躍動感と音楽的表現力だ。
そしてHUAWEI FreeBuds 7iでは、全ての音源に対して空間オーディオを利用可能だ。同じ音源で空間オーディオを有効にすると、音場が頭の外側へと大きく広がり、まるで頭の周りを音が取り囲むかのような自然な定位感が生まれる。頭の動きに対する音の追従も滑らかで、違和感もなし。特に強調したいポイントはその自然さで、ほとんどの音源で常にオンで使っても良いほど、音楽リスニングと空間オーディオがシームレスに繋がる体験なのだ。
これは“買い”だ! 1万円クラスの新たなベンチマークとなるモデル
HUAWEI FreeBuds 7iを全方位に使い込んでみた感想は、全てがハイレベルに揃う完全ワイヤレスイヤホンであるということ。ANC、通話、高音質、立体音響といった現代のユーザーが求める要素を、単に搭載するだけでなく、それぞれが高いレベルでまとめ上げられている。特にそのサウンドクオリティは、同価格帯のライバル機から頭ひとつ抜けた存在と言っていい。
普段使いからビジネス、そして本格的な音楽・映像コンテンツ鑑賞まで、あらゆるユーザーの要求に高いレベルで応える、価格を超えた価値を持つ一台だ。1万円クラスの完全ワイヤレスイヤホン市場において、HUAWEI FreeBuds 7iは音質・機能性ともにトップの1台として、強く推薦できるモデルだ。
(提供:ファーウェイ)
