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写真・映像編集に理想的な本格派モニター、ASUS「ProArt Display 5K PA27JCV」レビュー

公開日 2025/01/31 06:30 山田久美夫
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ASUSのクリエイター向けブランド「ProArt」から、ProArt Displayの最新モデルとして、27型5K解像度の本格派PCモニター「ProArt Display 5K PA27JCV」(以下、PA27JCV)が発表された。今回はいち早く、そのデモ機を試用する機会を得られたのでインプレッションをお届けしたい。

ASUS「ProArt Display」の最新版となる27型5Kモデル「ProArt Display 5K PA27JCV」。価格はオープン価格だが、市場想定価格は116,820円(税込)の見込み。2月7日発売予定


PA27JCVは、ProArt Display共通の特徴である厳密で正確な表示品質をしっかりと受け継いでおり、表示色域はsRGBカバー率100%、Adobe RGBカバー率95%、DCI-P3カバー率99%を実現。さらにHDR10とVESA DisplayHDR 500にも対応している。また、96Wの給電に対応したUSB Type-Cポートも備えており、対応するノートPCとの接続もUSBケーブル1本と快適。使い勝手も上々だ。


画面のチルト、スイーベルに加え、高さ調整にももちろん対応。写真左が最低位置、写真中央が最高位置。またピボット機能も備え、写真右のように縦設置も可能。ちなみにピボット機能は右回転、左回転の両方(それぞれ45度)に対応する
だが、PA27JCVの本領は、なんといっても27型ながらも、5K(5120×2880)の高解像度を実現している点だ。同サイズの4Kモニターと比べ、長辺で1280ドット、短辺で720ドットも長く、77%も広いワークスペースを実現。WQHD(2560×1440)モニター比で4倍もの表示範囲になると思えば、その広大さが実感できるだろう。


端子類は背面にまとめて設置されている(写真左)。このほか本体底面にUSB3.2ハブ機能を備えたUSB Type-A、USB Type-Cポートをそれぞれ1系統搭載する(写真右)
実際に試用してみると、この広々感は格別のもの。複数のソフトを同時に開きながらの作業も容易で、画像や動画編集ソフトでは、画像を大きく表示しながらツールを表示しておけるので、作業効率が飛躍的に向上。例えば4K動画なら等倍表示が可能だし、静止画でも表示をさほど縮小せずに作業できるため、常に細部まで気を配りながら編集できる。

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