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「Jabra Enhance」って何者?完全ワイヤレスながら、聴力強化機能も備えた“3in1スマートイヤホン”を検証

2022/09/13 安蔵靖志
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専用アプリ「Jabra Enhance」で簡単設定。聴力テストを行い、聞こえを調整

Jabra Enhanceは、専用の「Jabra Enhance」アプリ(iOS対応)を使ってセットアップを行う。Jabra Enhanceは現在iOSのみ対応(iOS15以降)で、iPhone11以降のiPhoneシリーズで利用できる。

iOS対応の専用アプリ「Jabra Enhance」を用いて利用設定をしていこう

まずはJabra Enhanceアプリをダウンロードして起動し、画面に従って設定を進めていく。Jabra Enhanceの電源をオンにし、ペアリングを行う。

充電ケーブルを挿し、緑に光ったら電源ON

一般的な完全ワイヤレスイヤホンは「設定」アプリの「Bluetooth」メニューから設定を進めていくが、Jabra Enhanceの場合は「設定」アプリの「アクセシビリティ」メニューから「ヒアリングデバイス」を選んでペアリングをする。聴覚サポートデバイスならではという印象だ。

通常のBluetoothペアリングとは異なり、「アクセシビリティー」>「ヒアリングデバイス」から接続を行う必要がある

設定アプリでペアリングを済ませたら、Jabra Enhanceアプリに戻り、製品登録などを行って初期設定に進む。まずはイヤホンをしっかりと耳にフィットさせよう。使用にあたって「フィット感が重要」なことから、イヤージェルの交換方法まで図解してくれアナウンスしてくれる。

完全ワイヤレスイヤホンで音楽を楽しむ上でもフィット感はもちろん重要なのだが、聴力強化を行う上でもかなり重要なポイントだ。ここはちゃんと自分の中でしっくりくるまでサイズや角度を調整してみるといいだろう。

完全ワイヤレスイヤホンとしても、補聴器としても、フィット感はもちろん重要。柔らかくピタッと耳に沿うイヤージェルは3サイズあるので、自分の耳に合わせてしっかり選ぼう

続いて「イヤホンのパーソナライズ」を行う。これは聴覚サポートを行うためにとても重要なステップなので、静かな場所で行う必要がある。まずは性別と誕生年を選択し、右耳、左耳の聴力テストを行っていく。

パーソナライズを開始し、アナウンスにそって順番に設定していく

まずはテストの練習、その後に実際の聴覚テストを実施し、右耳→左耳と順番に行ったら完了

聴力テストは健康診断で行うのと同じようなテストだ。「ピー」という音が鳴ったら素早く画面をタップすることで、ユーザーの聞こえ方をテストし、それに合わせて高音域、中音域、低音域のどこをどのように強化するかを判断する材料にする。

「イヤホンのパーソナライズ」を行うことで、自身の聞こえ方に合わせた聴力強化の最適化が可能となる

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