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PRお手頃価格のANC対応機がさらに進化

音質も機能もデザインも充実!高コスパ! AVIOT新完全ワイヤレス「TE-D01v」実力チェック

公開日 2022/06/29 06:30 野村ケンジ
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このほか、「TE-D01v」は「TE-D01t」から受け継いた様々な特徴がある。そのなかでも、大きな魅力といえるのが圧倒的なタフネスさを誇るバッテリー持続時間だろう。なんと、「TE-D01v」はイヤホン本体で約18時間もの連続再生が可能となっている(ANCオフ時/ANCオンでは2〜3割が短くなるようだがそれでも最長で14時間ほどの連続再生が可能なのは驚くべき数値だ)。

ケースに収納したところ

これは、一般的なANC搭載完全ワイヤレスイヤホンと比べても3倍前後、ANC非搭載製品を含めてもトップクラスのスペックだ。さらに、専用ケースからの充電を含めると約60時間も使い続けることができる。頻繁に活用する人でも10日〜2週間ごとに充電すればよく、たとえば通勤時だけ使用するユーザーであれば、1ヶ月ほど充電いらずで過ごせる。使い勝手の面で、大きなメリットといえるだろう。

なお、防水防滴性能はIPX4相当を確保。BluetoothコーデックはSBCとAACに対応しているなど、基本的な機能性もいっさい手抜かりはない。

本体デザインも「TE-D01t」(写真右)から変化

このほか、専用アプリ「AVIOT SOUND ME」を使えばさらに便利に活用することができる。機能としては、ANCや外音取り込みの効き具合の調整や切替、低遅延なゲーミングモードのオンオフ、イヤホン本体のボタン操作設定の切替、10バンド(!)のイコライザー調整、見当たらないイヤホンを探し出すことも可能となっている。至れり尽くせりの機能性といっていいだろう。

気になる音質は?「パワフルかつ質のよい音」



さて、肝心のサウンドについても確認させてもらった。音質の要となるドライバーは「TE-D01t」と口径こそ変わらないものの10mm口径ダイナミック型ユニットを新たに開発。それに合わせて、AVIOTならではのポリシーである “日本人による日本人のためのサウンド” を実現すべく丁寧なチューニングを行っているという。実際、「TE-D01v」のサウンドからは、そういった作り込みの細やかさがしっかりと感じられた。

ひとことでいえば、パワフルかつ質のよい音。キレの良い、それでいて自然な音色の中高域に、量感タップリの低域が組み合わされており、迫力満点なのだけど、ヴォーカルやアコースティック楽器の特徴をしっかり描き分ける実力の高さも両立している、そんなイメージだ。

おかげで、女性ヴォーカルはサラ・オレインのヌケのよさや伸びやかさ、MYTH & ROID/KIHOWの声の強さ、Aimerの奔放かつ艶やかな歌声など、それぞれの魅力がしっかり伝わってくる。また、ピアノの音はその音色が自然に感じられると同時に、倍音成分の揃いのよさによって生み出されるのだろう、一音一音が伸びやかに感じられる。

いっぽう、低域はかなり盛った量感となっているが、ローエンドがしっかり伸びているおかげで、フォーカスが良い。おかげで、ハードロック等を聴いても違和感がないばかりか、かなり迫力のサウンドを楽しめる。

デフォルトの帯域バランスはポップスやEDM系、特にJポップなどの最新楽曲と相性が良いが、クラシックなど他の音楽ジャンルでもそつなくこなしてくれる、懐の深さを持ち合わせているので安心だ。また、アプリのイコライザー機能を活用すれば、さらに好みの音にすることもできる。そういった調整の幅広さも含めて、出来のよいサウンドといえる。

「幅広いユーザーにチェックしてもらいたい良質な製品だと断言したい」



このように「TE-D01v」は、デュアルANCをはじめとする機能面では充分どころか完璧といいたくなるほどの充実した内容を持ち、装着感も良好。音質面でも聴き応えのあるサウンドを実現している。それなのに税込11,990円という価格なのだから、素晴らしい。

ANC機能付き完全ワイヤレスイヤホンが初めてという人だけでなく、幅広いユーザーにチェックしてもらいたい良質な製品だと断言したい。

(提供:プレシードジャパン)

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