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期待以上の高音質/高機能っぷり!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-BD11t」レビュー

公開日 2022/03/16 06:30 高橋 敦
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「ノイズキャンセリング性能向上」は、SoCが最新世代となったことに加えて、同社エンジニアによるアルゴリズムがさらに磨き上げられた成果でもあるという。また、昨今その重要性がより強く実感されている「マイク性能」においても、そうした需要に応えて「通話用マイクと通話ノイズキャンセリングの性能向上」が図られている。

ノイズキャンセリング性能については、同社測定で前モデルが最大50dB超だったところ、本機は最大55dB超に強化。5dBの違いは、音圧としては約3倍にもなる。実際にノイズキャンセリング機能を試してみると、中高域の騒音に対しての効果が特に向上している印象だ。

従来通り、低音域のノイズ低減能力はしっかり継承。さらに中高域の騒音に対して性能向上が感じられる

具体的には、人混みのガヤガヤした喧騒や、ガシャガシャというような街中での耳障りさが、従来以上に低減される。もちろん電車内などのゴォーという低音も、従来通りしっかり抑え込んでくれるし、日常のあらゆる不要なノイズがより効果的に抑制され、音楽や作業に集中できる空間を作り出してくれる。とても快適な使い心地だ。

「サウンドコレクトモード」は、通常の外音取込より遠めの声を集音・増幅するように調整された新モード。遠くの音が聞こえるという点は単純に面白い機能といえるし、特にソーシャルディスタンスが大きく確保されている場面など、昨今のライフスタイルでは実用性もありそうだ。

本モードは、アプリ「AVIOT SOUND ME」から呼び出す形で使用するが、そのアプリから集音レベルの高低を設定可能だ。そのほか、ノイズキャンセリングや外音取込レベルの調整や、タッチ操作への機能割り当ての変更などもアプリ上で行える。

また、アップデート要素ではないが、BAドライバーが追加されたにも関わらず、イヤホン本体のサイズやフォルムが維持されているのも注目に値するポイントだ。

装着感の維持はもちろん、イヤホン本体やケースの外装を新規にしないことで不要なコストアップを回避して、最新の性能をできるだけ手頃な価格で提供する狙いもあるのかもしれない。

もちろんバッテリー容量が削られているわけでもなく、イヤホン単体18時間、ケース込み60時間、通話9時間というロングバッテリー性能もそのまま。ノイズキャンセリング使用時でもイヤホン単独12時間程度は期待できそうだ。

充電ケースの端子はUSB-C。本体とケース併用であれば最大60時間の連続使用が可能と、他に類をみない圧倒的な長時間バッテリー性能を有している

シャープさと心地よさに、迫力の低音再生も両立。チューニングの妙を感じる魅力的なサウンド

早速音質をチェックしてみよう。前モデル・TE-D01tの持ち味は耳当たりのよいシャープネスであったが、新モデルとなるTE-BD11tは、その持ち味を引き継ぎつつ、少し異なるニュアンスにも踏み込んだ音作りに感じられる。

シャープなだけでなく、質感そのものが向上して、より心地よい高音再生を獲得。またダイナミックドライバーによる低音再生力も抜群だ

鋭さはありながらも、柔らかなほぐれ、優しさも感じさせる音調となっているのだ。高域をさらにシャープに仕上げることで追加されたBAドライバーの存在感を強くアピールするのではなく、そのBAドライバーを高域の上質さ、心地よさを伸ばす方向に使ってきた。

この音作りは、Robert Glasper Experiment「Human」など、エレクトリックでありつつメロウでソウルフル、そしてクラブ系の重低音も響かせるような楽曲には特にフィットする。

シャープさで煌びやかなエレクトリックサウンドを映えさせ、新たに得た柔らかなほぐれの表現力でメロウな雰囲気を引き出す。そして、十分な口径のダイナミック型ドライバーの低音再生能力でディープなベースを再現。サブベース帯域の再生能力にも前モデル以上の余裕が感じられ、重低音をより深く沈み込ませてくれるのが嬉しい。

ほぐれや優しさが持ち味となると、YOASOBI「怪物」のようにエッジの効いた攻撃的なサウンドには合わないのか?というと、そんなこともない。バキバキのシンセベースのエッジもちゃんと立てつつ、それが耳障りにならない絶妙さだ。チューニングの落としどころの見事さに感心させられる。



外見は前モデルから大きく変化はしていないが、そのデザイン要素を合理的に継承しつつ、中身の進化はアグレッシブだ。ハイブリッドドライバーで質を高めたサウンドに、さらに強化されたノイズキャンセリング。好評モデルの後継機への大きな期待に応える見事なアップデートだ。

(協力:プレシードジャパン)

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