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いま「SOUNDPEATS」が“売れている”理由とは?VGPでも評価、完全ワイヤレス「Sonic Pro」の音の源を探る

公開日 2021/08/20 06:30 海上忍
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アコースティックギターが “繊細かつ流麗” に聴こえる理由

Sonic Proの音傾向を簡潔に表現すると、「繊細かつ流麗」となるだろうか。Android端末(コーデックはaptX Adaptive)でApple Musicのロスレス音源を主体に試聴を行ったが、ダイナミック型のSonicとは、明らかにキャラクターが違う。Sonicはメリハリよく快活に鳴らす印象が強いが、Sonic Proは緻密でありながらツヤ感・透明感がある。ウッドベースの輪郭の明瞭さも、BA型ならではのテイストだ。

緻密でありながらツヤ感・透明感があるサウンドだ

楽曲のジャンルによる得手不得手はないが、特にアコースティックギターはいい雰囲気で聴かせてくれる。Andrew Yorkの「Emergence」は、ともすれば高速パッセージの部分が団子状になってしまうところ、Sonic Proは粒立ちよく、響きも明瞭に心地よく鳴らす。奥行き・広がりといった空間表現も感じさせるのはコーデックの恩恵もあるだろうが、BAドライバー採用による効果が大きいことは言うまでもない。

Sonic Proの試聴をひと通り終えたあとで、同社の音響エンジニア・王均禹氏に連絡をとり、サウンドデザインの考えかたを訊いてみた。王氏は、「Sonic Proでは日本向けチューニングをいちからやり直しています。実は、ある高性能BAドライバーをリファレンスとして開発をスタートしましたが、Sonic ProではaptX Adaptiveを利用できることもあり、予想以上に高性能なモニタリングイヤホンに仕上げることができました」という。

装着した様子。奥行き・広がりといった空間表現も感じさせる

特に意識したのが “ボーカルの帯域” だそう。「従来SOUNDPEATSは全帯域にわたりバランスよく再生するスタイルを提唱してきましたが、Sonic Proでは中域をやや強調しています」(王氏)というから、なるほど、周波数帯域の大半がボーカルと重複するアコースティックギターが “美味しく” 感じられたのもうなずける。狙いどおりの音に仕上がっているのではないか。

次は「ノイキャン」モデルが登場?

取材を終えて感じたのは、SOUNDPEATSというブランドに関わるすべての人が音楽を好み、一貫したポリシーをもって製品開発に臨んでいるということ。

Sonicをベースに開発したSonic Proは、ドライバーの入れ替えにとどまらず、いちからチューニングをやり直したうえにチャージケースの機能強化を行うなど、製品開発に対する強い意気込みも感じさせてくれる。販売はオンライン主体だがユーザーサポートは手厚く、年間十数万台という販売実績もある。今後も安心して付き合えるブランドといえそうだ。

「Sonic Pro」

オンライン取材を行っているという話を聞きつけたのか、社長の杨晋(よう しん)氏がコメントを寄せてくれた。社を挙げた日本市場重視の姿勢が感じられ、心強いかぎりだ。

Sonic Proなどの製品が、VGP2021 SUMMERで受賞したことをとても光栄に感じています。日本の市場で認められ、日本のユーザーに愛されていることを大変うれしく、誇りに思います。今後SOUNDPEATSブランドは、ユーザーのニーズと技術革新を使命とし、テクノロジーを使い音楽を生活に融合させていきます。日本のユーザーの皆様のためにも、革新的なワイヤレスオーディオ製品の開発に注力し、究極のオーディオ・ビジュアル体験をお届けしたいと考えています。これからも皆さまと一緒に頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
(SOUNDPEATS 代表取締役社長 杨晋)

最後に、今後の予定について訊ねたところ、アクティブノイズキャンセリング対応の完全ワイヤレスイヤホンを開発中、という情報を提供してくれた。詳細は不明だが、QCC3040ベースのダイナミックドライバー搭載モデルであることは確からしい。ノイズキャンセリングの効果など機能面もさることながら、彼らがどのような「音」で勝負するか、楽しみに待つことにしよう。

>SOUNDPEATS「Sonic Pro」の製品情報はこちら<


(提供:SOUNDPEATS)

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