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『スター・ウォーズ 4KコンプリートBOX』徹底レビュー PART2!EP1/2/3「プリクエル」をチェック!

公開日 2020/05/08 10:56 伊尾喜大祐
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シリーズ全9作を4K Ultra HDブルーレイ(以下、UHD BD)で収録した「スター・ウォーズ スカイウォーカー・サーガ 4K UHD コンプリートBOX」が待望のリリース。「シークエル」3部作をチェックした前回に続き、今回はEP1/2/3「プリクエル」をチェック!

『スター・ウォーズ スカイウォーカー・サーガ 4K UHD コンプリートBOX』 ¥50,000(税抜) (C) 2020 & TM Lucasfilm Ltd.

■4K Ultra HDブルーレイが映し出す映像革新の歴史

「フォースの光と闇にバランスをもたらす」と預言された少年アナキン・スカイウォーカー。愛する人々への深すぎるほどの思いと強大なフォースを持つゆえに、彼は暗黒面へと巧妙に誘惑され、暗黒卿ダース・ベイダーへと変貌していく・・・この悲劇を描くのが1999年のEP1『ファントム・メナス』、02年のEP2『クローンの攻撃』、そして05年のEP3『シスの復讐』の三部作、通称「プリクエル」です。

自ら監督を務めたサーガの創造主ジョージ・ルーカスは、EP1公開時にこう語っています。「プリクエルを観るとオリジナル三部作の意味が変わる」と。これはつまり、スター・ウォーズはルークを主人公とした三部作ではなく、アナキンこそが主人公の六部作だったことを意味するのです(しかしシークエルを加味すると、パルパティーンこそが…あれ?)。

そしてプリクエルは、映画がフィルムからデジタルへと移行するための、映画史の重大なターニングポイントでもありました。その映像革新の歴史を4K Ultra HDブルーレイ(以下、UHD BD)がどう映し出すのか? 11年に発売されたブルーレイ(以下、BD)と比較しながらレビューしていきましょう。そうそう、前回同様にUHD BDの再生前には字幕の輝度を下げることと、アトモス鑑賞の場合にはAVアンプの音量を上げておくことをお忘れなく(詳細は前回をチェック)。

■エピソード1『ファントム・メナス』
■エピソード2『クローンの攻撃』
■エピソード3『シスの復讐』
■意義深いパッケージながら特典には不満も

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