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【特別企画】オーディオのある家にこそおすすめ

ホームシアターユーザーが自宅で体感! デノンのネットワークスピーカー「DENON HOME」

2020/04/02 執筆:ホームシアターファイルPLUS編集部 井田有一
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ながら聴き用でもHi-Fi品質を目指すデノンサウンド

Hi-Fiブランドのデノンだから、サウンド面にもこだわっている。DENON HOME 150は25mmドームトゥイーターと89mmコーンウーファーの2ウェイ構成を採用。従来モデルにあたる「HEOS 1」と比較すると、振動板を新たに開発するなどスピーカーユニットを一新。ウーファーもサイズアップを果たしている。

DENON HOME 150はトゥイーターとウーファーを使う正統派2WAY構成を採用する。また本機にはマイクが内蔵されており、今後ファームウェアアップデートによりボイスコントロールの対応も予定されている

一方、兄弟モデルでより大型の「DENON HOME 250」は、1台でステレオスピーカーを搭載する本格仕様。DENON HOME 150と同じ2ウェイ構成に加えて、背面にパッシブラジエーターを搭載し、強力な低域再生を獲得している。

DENON HOME 250は、1つの筐体にステレオスピーカーを搭載。こちらは150と同様の2WAY構成に加えて、背面にパッシブラジエーターを搭載することで余裕ある低域再生を実現している

実際の音の印象は、150と250共に深くもスピード感のある低域に加えて、クリアで伸びのある高域といったHi-Fiブランドのデノンらしい丁寧なチューニングだ。歪みが少なくメリハリを効かせた快活サウンドが持ち味で、J-POPやバンドサウンド、EDMといった現代的な音楽をノリ良く楽しめる。

小音量にすると低音感は多少薄味になるが、全体的な音のバランスは崩れないので、まさにBGM用途に最適と感じた。250は150と比較して低域の量感がグッと増す印象で、届けたい音のカバーエリアに合わせて選んでもよいだろう。

また、これらDENON HOMEシリーズは、2つのスピーカーをワイヤレス接続してステレオ再生することもできる。音場を表現したいクラシックやジャズなどを聴くときや、ボーカルのステージ感を表現したいときなど、音楽の世界に浸りたいときは積極的に利用したい機能だ。

DENON HOMEシリーズは「ステレオペア」機能を搭載する。その設定も「HEOS」アプリで簡単に設定できる。多彩な利用方法が選べるのも特長だ



様々なシーンで活躍してくれて音もいいDENON HOMEシリーズ。特にデノンのAVアンプをお持ちの方なら、本スピーカーを追加するだけで、Kさんご一家のように音楽との付き合い方が広がるだろう。「音楽に包まれる暮らし」を、DENON HOMEシリーズと一緒に始めてみてはいかがだろうか。

企画協力:ディーアンドエムホールディングス

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