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マウスコンピューター「mouse F5-celeron」でテスト

格安PCであのゲームは動くの? 有名タイトル10本で検証

公開日 2020/03/07 07:00 編集部:平山洸太
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話題のインディーズゲームは快適に遊べるのか?

これだけスムーズにゲームを遊べるのだからと、SNSでも話題になった “ヤギになれる” インディーズゲーム『Goat Simulator』もプレイ。しかし期待は裏切られ、「遊べないことはないがカクカクしていてスムーズではない」という具合で、これは設定を下げてみても改善できなかった。

『Goat Simulator』

とはいえ、特に目的もなくヤギライフを楽しむという作品であることから、どのようなものかを体験するだけなら問題ないだろう。また、もともとNPCの挙動がおかしかったりと、バグをあえて残したゲームとして有名だ。ヤギが滑らかに動かないことなどに目くじらを立てず、それすら受け入れる度量を持ってプレイしたい(なお高スペックPCではスムーズに動作するし、まったくイライラしない)。

インディーズゲームの有名タイトルとして、Nintendo Switchにも移植されたドット絵ゲーム『Undertale』も遊んでみた。やはり3Dとは違い、2Dのドット絵だと負荷が小さいのか、こちらはまったくストレスなく快適に動作。Steamには『クロノ・トリガー』のような古いドット絵ゲームも移植されていたりするので、こういったゲームも快適に遊べそうだ。

ちなみにSteamでは配信されていないゲームになるが、ご存知の方も多いだろうサンドボックスゲーム『Minecraft』も、もともとはインディーズゲームだ。Microsoft StoreでWindows10版が配信されているのでダウンロードしてみたが、いわゆる “ヌルヌル” と言えるほどの滑らかな動き。ぜひオススメしたい。

『Minecraft』もサクサク動作

eSportsタイトルでも試してみる

では、注目を集めているeSportsではどうだろうか。まずは全世界で1億人以上のユーザーがいるとされ、世界大会も行われる『League of Legends(通称LoL)』で検証してみた。こちらもSteamで配信されていないが、公式サイトから無料でダウンロードできるため、気軽に始めることができる。

LoLは「軽いゲーム」といわれることもあり、実際に動作させてみても快適。混み合う場面だとカクつきもあったが、最大フレームレートを60fpsに設定し、加えてグラフィック設定を「低」に下げるといったチューンナップを行うと、そういった問題もなく、スムーズなプレイを楽しめた。

『League of Legends』も快適に動作した

また、同じく軽量といわれるeSportsタイトルのうち、「Counter-Strike: Global Offensive(略称CS:GO)」もSteamからダウンロードしてテスト。コンマを争うFPSの対戦ゲームのため、少しでも動作に問題があるとまったく楽しめないジャンルではあるのだが、これも問題なく遊べることに驚いた。なお、若干画質は下がってしまったが、CS:GOは解像度を1,280×720、グラフィックを低に設定することでより快適な状態になった。

これらのゲームは今回検証してみたノートPCでも問題なく楽しめたが、まずは遊んでみて、ハマるようだったらハイスペックなPCを購入して、負荷は大きいがよりプレイが楽しめる設定にしてみてもいいだろう。

またSteamには「返金のリクエスト」という制度がある。購入後にプレイしたゲームであっても、基本的にはプレイ時間が2時間未満(詳細条件は公式サイトから確認)であれば返品が可能なため、気になるゲームがあったらまずは試してみることもできる。

ということで、格安PCであっても古いゲームや軽めのゲームはスムーズに動き、大いにプレイを楽しむことが可能。これまでPCでゲームをやったことがない方にも、ぜひ挑戦して欲しい。

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