「排他モード」で音質強化

ソニーのハイレゾストリーミング「mora qualitas」速攻レビュー! Amazonと音質ガチ比較

編集部:押野 由宇

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2019年10月25日
次に192kHz/24bit(Amazon Music HD)と96kHz/24bit(mora qualitas)で聴き比べてみたが、やっぱりmora qualitasの方が明らかに情報量が多く、ハイレゾらしい聴こえ方だ。またmora qualitasで配信されている44.1kHz/16bitと96kHz/24bitの同一タイトルを聴き比べても、やはり差が分かるので、ハイレゾかそうでないかによる違いを体感できるクオリティを備えているということだ。

Eagles「Hotel California(2013 Remaster)」を比較視聴。左のmora qualitasが96kHz/24bitで、右のAmazon Music HDが192kHz/24bitだ

加えて、念のためSpotifyと44.1kHz/16bit(mora qualitas)で同一タイトルを聴き比べたが、当然ながら、mora qualitasに軍配が上がる。

現段階ではまだリリースされていないが、mora qualitasにはモバイル向けアプリも予定されている。CDクオリティのロスレス配信はモバイル環境での試聴でも音質的恩恵が受けられそうだが、パケット消費は気になる。オフライン再生も実装予定だが、いずれにせよWi-Fi環境や使い放題プランでの利用を推奨したい。

mora qualitasの月額1,980円という金額設定は、強気にも思える。ただ、TIDAL(19.99ドル/月)やQobuz(24.99ドル/月)といった、日本で正式に開始していないサービスと比べて安いことは指摘しておきたい。それでは、Amazon Music HDの1,780円/月と比較してどうかと言うと、ここは音質とのトレードオフをどう捉えるかだろう。

44.1kHz/16bitの配信音源も含めれば、Amazon Music HDの楽曲数は膨大。Amazonユーザーであれば、Amazonが提供する他のサービスと一元管理できるのも何かと便利なはずだ。しかし、『ハイレゾを高音質で楽しめる日本語対応ストリーミングサービス』というmora qualitasの特徴を求める方には、払っても惜しくない金額とも言える。

ちなみに、Amazon Music HDは90日間の無料体験期間を用意している。mora qualitasは10月24日から1ヶ月の先行無料体験をスタートしたが、11月25日の正式サービスインから、さらに30日間の無料体験も可能だ。どちらも十分な期間タダで試せるので、まずは触ってみるのが一番だ。

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