置きやすく、設定しやすく、操作しやすい

マランツ「M-CR612」を井筒香奈江さんが自宅に導入!こだわりのインテリアに馴染む佇まい&サウンドをレポート

土方久明

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2019年09月27日

今回は1つ秘密兵器を用意した。I-O DATA機器が発売する小型安価なオーディオ用NAS「Soundgenic(HDL-RA3HG)」を使うのだ。M-CR612と同じく小型で設置性が良いから、ネットワーク再生を楽しむには絶好の相棒となる。

コンパクトな「M-CR612」との組み合わせにもぴったりの、I-O DATAのコンパクトなNAS「Soundgenic(HDL-RA3HG)」。上に置いてあるのは井筒さんお気に入りの獅子舞ちゃん

LANケーブルでハブと接続してパソコンから音源をコピーする。最近は、最小限の事前設定でネットワークオーディオ環境が手に入るようになったのだ。井筒さんも「こんなに簡単にできるとは思わなかったわ」と笑いながら喜んでいる。

ネットワーク再生環境のセッティングも想像以上に簡単!と驚く井筒さん

また、HEOSを搭載するM-CR612は安定性とユーザビリティが高く、とにかく快適にネットワーク再生が楽しめる。良い時代になったものだ。


話題の「Amazon Music HD」をはじめ各種サブスクにも対応なのが嬉しい

ここでは、聴き放題の「サブスクリプション式ストリーミングサービス」を試してもらった。M-CR612は、Spotify、Amazon Prime Musicなどに加えて、始まったばかりの話題のハイレゾストリーミングサービス「Amazon Music HD」にも対応する。Amazonのプライム会員契約している井筒さんであれば、月1,780円を払えば、国内外の数百万曲ものハイレゾ音源をアルバム・楽曲単位で再生できる。

取材時点ではAmazon Music HDは始まっていなかったので、無料のAmazon Prime Musicを楽しんでもらったが、それでも井筒さんは色々なアーティストの楽曲を再生して大喜びしていた(もしかしたら一番盛り上がっていたかも?)。

膨大な楽曲が聴き放題のサブスク再生にも対応。井筒さんも嬉しそうだ

その後は井筒さんが外出するときに使用するDAPを用いてワイヤレスでのBluetooth再生や、『Laidback2018』のLP盤を聞いたり(この音がまた素晴らしかった!)、時間の許す限り様々なソースを楽しんでもらった。井筒さんは「実際に家に置くと、何でも聞けるメリットがよく分かるわ」と感心した様子だ。

ハイレゾやCD、サブスクはもちろん、アナログレコードやBluetooth機器など、手持ちの様々なものと組み合わせて音楽を楽しむことができる


バイアンプ接続/パラレルBTLドライブは自宅でも効果バッチリ

最後は4チャンネル分のアンプを搭載しているM-CR612のアドバンテージを生かした、「バイアンプ接続」と「パラレルBTLドライブ」を試す。

嬉しいことに、井筒さん宅のロジャースのスピーカー端子は高域用と低域用のスピーカー端子が分かれるバイワイヤリングに対応している。

井筒さんが元々持っていたスピーカー「LS3/5A」はバイワイヤリングに対応。ここで「M-CR612」のバイアンプ接続が抜群の効果を発揮する

まずはバイアンプドライブモードを試した。一聴して中高域の滲みが減少して音のフォーカスが上がった。さらに、4組のアンプを全部使ってシングル接続のままスピーカーの駆動力を上げるパラレルBTLドライブも有効で、こちらはよりダンピングされた低域が印象的だった。もちろんこれらの効果は前回の試聴時にも感じたが、実際の住環境というより現実的なシチュエーションでも確実な音質向上効果を実感できた。


置きやすく、設定しやすく、操作しやすい。機能/音質ともにコスパ抜群

また、今回のような女性が使うというシチュエーションにおいては、M-CR612の使いやすさが光っていた。例えば、iPadで使うHEOSは音源を選んでから再生するまでのユーザーインターフェイスに優れており、さらに本体でも付属リモコンでも操作できるので、井筒さんは好みに合った操作方法を使い分けて音楽を聴くことができていたのだ。

便利なHEOSアプリはもちろん、付属リモコンでの操作も行えるのでお好みで使い分けられる

コンパクトな一体型デザインによる設置性の良さと、電源投入から再生まで1台の機器だけを操作すれば良い簡単さ、CDからストリーミングサービスまで全方位的な対応力など、M-CR612が持つ機能的なコストパフォーマンスを、「井筒さんの自宅」という環境で実際に使ってみて、より一層実感できた。何よりも、気持ち良さそうに音楽を聴く井筒さんを見ていて、機能や音質の確かさに嬉しくなった。

リラックスして気持ちよさそうに音楽を楽しむ井筒さん




イベントの事前準備をしていた僕に声をかけてきてくれてから実際に導入まで至る、まるで物語のような記事は最高の形で幕を下ろした。

これから井筒さんは1人の音楽ファンとしてM-CR612でたくさんの音楽を聴き、そして1人のアーティストとして僕たちオーディオファイルを喜ばす魅力ある作品をたくさん作り出してくれるだろう。

記事を執筆している時点で入った情報によると、現在彼女は素晴らしいプロジェクトを進めている最中とのこと。これからの展開に期待したい。


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