<山本敦のAV進化論 第166回>

最新「Spotify」は無料でどこまで使える? 2018年のアプデで進化したポイントを試した

山本 敦

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2018年09月20日
無料版でもけっこう色々楽しめると評判の音楽配信サービス「Spotify」は、2016年からどれほど変わったのか? 無料版でできることがアップデートで進化したポイントを確認し、その近況をまとめてみたい。(2016年のレビューはこちら【Spotifyは無料でどこまで使える? 試してわかった「できること・できないこと」】

iPhone/Androidスマホなど色んな端末で利用できる人気の音楽配信「Spotify」のサービスについて現状をまとめてみた

Spotifyが日本に上陸してから2年が経った。ローンチ当初から、楽曲数4,000万曲というオフィシャルの数字は変わっていないが、アーティストの新譜・新曲も次々と追加されて便利になっている。プレイリスト作成機能を無料版ユーザーにも開放しているため、その数は20億以上にも上る。

無料版Spotifyのホーム画面。画面下のメニューに常時プレミアムサービスへのリンクが表示される

契約形態は無料版と、フル機能が使えるプレミアム版の2種類がある。プレミアム版の利用料金は980円(税込)/月だが、本項執筆時点で初めてSpotifyを使うユーザーに限って100円(税込)/3ヶ月間のプレミアム版お試しキャンペーンが実施されている。ほかにもプレミアム版を半額で利用できる「学割プラン」や、一つ屋根の下に同居する5人までの家族と1件の契約をシェアできる「ファミリープラン」などもある。

プレイリストの新規作成、追加はとても簡単

筆者は現在、Spotifyを音楽配信サービスのメインとして使っている。特に魅力的に感じているポイントは洋楽・邦楽、世代を問わずバランスの良いアーカイブの内容と、お気に入りの楽曲をモバイル端末にキャッシュして聴けるオフライン再生機能、気の利いたレコメンド機能やシンプルなユーザーインターフェースだ。

モバイルアプリ/無料版の検索画面。カテゴリで探すのも簡単

分類された楽曲はプレイリスト一覧で参照できる

プレミアム版を契約すると、すべての楽曲・機能を無制限で楽しめる。無料版でもそこそこ快適なところがSpotifyが支持されている理由の一つだが、主な差分は以下の通りである。

音楽再生はアルバム、プレイリスト内はすべてシャッフルになる。関連する楽曲、アーティストへの誘導が丁寧なのもSpotifyの魅力。お気に入りの楽曲にバックグラウンドの近い楽曲などをレコメンドしてくれる

Spotify無料版の制約
・オンデマンド再生ができない(スマホアプリ版は必ず「シャッフル再生」になる。タブレット/PC版は30日間・15時間ぶんの再生までオンデマンドリスニングが可能)
・オフライン再生ができない
・スキップ再生ができない(タブレット/PC版はオンデマンド再生と同じ条件で可能)
・楽曲の合間に広告が表示される
・音質を「最高音質」に設定不可

無料版もプレミアム版と同様、ユーザー登録は必要になる。Facebook、またはメールアドレスをIDとしたアカウントを作成しておけば複数のデバイスに登録しておける。本項執筆時点でSpotifyの利用が可能なデバイスのカテゴリーはスマホ、タブレット、パソコン、Android TVを搭載するスマートテレビにカーオーディオ、ゲーム機など。ちなみに、GoogleのWear OSを搭載したスマートウォッチは、ペアリングしたスマホで使っているSpotifyのリモコンになる。

同じアカウントでログインすればiPadで作成したプレイリストにiPhoneから新規に楽曲を追加することもできる。ファミリープラン以外は同時に音楽再生ができる端末は1台に限られる

Spotifyの無料版は、ずっと無料アカウントのまま使い続けられる。そしてユーザーのために無料版の機能制約が少しずつ開放され、さらに使いやすくなってきているのだ。

2018年、無料版の機能がさらに強化!

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