<山本敦のAV進化論 第162回>

スマホ連携を徹底強化した“時短”全録レコーダー。東芝「レグザタイムシフトマシン」を試す

山本 敦

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2018年06月28日
いつも職場や学校で、仲間と盛り上がる話題は前日に見たテレビドラマのストーリーやスポーツの結果、ニュースに関する意見交換であることが多い。

現代はインターネットが普及したために、みんなが以前ほどテレビを見なくなったと言われているが、それでも大勢の人と人をつなぐ話題はいつもテレビの情報から生まれていることに、今も昔も変わりはないのかもしれない。その証拠にインターネットやSNSで注目を集めるトピックスの上位にはいつも「前日の人気ドラマの展開」や「芸能人がテレビ番組で発言したコメント」が並んでいたりもする。

今回はスマホ連携機能が徹底強化されたレグザタイムシフトマシン「DBR-M4008」を試す

ただ、筆者もテレビをもっと見たいと思いながら、日々の忙しさにかまけて番組を頻繁にチェックできなくなっていることを実感している。理由はスマホなどモバイル端末で楽しめるコンテンツが増えたことや、単純に仕事が忙しくなったからなど色々だが、とにかくもっと空き時間を有効に活用しながらテレビを見たいといつも思う。だから自宅のBDレコーダーは、録画した番組をスマホのメモリーに転送して見られる機能やリモート視聴機能を搭載する機種を選んでいる。

愛用するレコーダーも既に購入から数年が経ったので、そろそろ新製品に買い換えたいと考えていたところ、東芝から録画したテレビ番組をいつでも・どこでも手早く見られる「時短」機能に加えて、スマホ視聴機能を強化した新しいレコーダーが発売されるという知らせを聞いた。

今回は2018年の新モデルの中から、いわゆる “全録” キャッシュ録画機能を搭載するレグザタイムシフトマシン「DBR-M4008」を借りて、スマホ連携の機能を中心に実力をチェックしてみた。

■スマホ連携を強化したレグザタイムシフトマシン

今回レポートするDBR-M4008は、2018年に東芝が発売するレコーダー製品のフラグシップだ。テレビのレグザシリーズから継承する全録機能とレコーダー製品のイメージを統一化するために、今回は「レグザタイムシフトマシン」をシリーズ名として採用したそうだ。

4TBのHDDを内蔵。最大7chのタイムシフトマシン録画に対応するDBR-M4008

背面にはストレージ拡張用のUSB-HDD端子を搭載している

東芝がレグザブルーレイやレグザサーバーの頃から、ユーザーに効率の良いテレビ視聴のスタイルを提案するために搭載した「時短」機能のコンセプトは、今回スマホ連携をより強化したところや、その他の細かいユーザーインターフェースの改善にまで幅広くおよんでいる。

テレビで視聴する場合は4種類の時短視聴が可能。スマホ視聴の場合は2種類の再生方法のみ

筆者のように電車での移動時間中に動画を見ることが日課になっている人間にとって、レコーダーで録画した番組を外に持ち出して楽しめること自体がテレビライフの「時短」に直結しているので、そこの機能を強化してくれたことは注目に値する。そしてタイムシフトマシン録画の機能によって過去番組を録って・見るまでのフローも「時短」のコンセプトをベースによりブラッシュアップされているという。これは期待が高まる。

テレビのGUIとスマホのGUIでそれぞれに時短視聴のモードを表示したところ

■地デジ、BS/110度CSから最大7chの全録が可能

DBR-M4008は2機種が発売されるレグザタイムシフトマシンのうち、4TBの内蔵HDDを持つ上位モデルだ。HDDはタイムシフトマシン録画領域と通常の保存領域に分けられているが、設定の仕方によっては最大7チャンネルのタイムシフトマシン録画に活用できる。発売時の想定売価は13万円前後。製品の詳細はファイルウェブのニュース記事を合わせて参考にしてほしい。

タイムシフトマシン過去番組表は番組の説明とサムネイル画像が表示される「ビジュアル過去番組表」に対応している

本機にベストの状態で活躍してもらうためには、初期設定時のタイムシフトマシン録画機能のセットアップがキーポイントになる。先述の通り、本機のタイムシフトマシンでは地上デジタル放送とBS/110度CSデジタル放送を対象に最大7チャンネルを内蔵HDD、およびオプション機能として設けるUSB-HDDへと自動録画してくれる。チャンネルや録画時間帯の設定はユーザーが自由に決められる。

過去番組のスマホ連携やマルチタスク処理性能を強化

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