【特別編】ノイキャン性能 "だけ" を比較！ブラインドテストでNCヘッドホン最強モデルを決める

■勝負2：ざわつくJR秋葉原駅前

続いて、JR秋葉原駅へ移動。秋葉原の電気街方面出口は人通りも多く、真後ろに線路が通っていて度々電車が通っており、真横は交通量の多い道路。様々な騒音を感じる環境でノイズキャンセル効果をチェック！

ヘッドホン 1（デノン「AH-GC20」）：評価 A＋

ノイズ抑制は効果が強すぎないのが良いとコメント。「一回効果をOFFにしてもらっていいですか？」と機能をOFFにすると、明らかに効果を発揮していたことを実感したとのこと。ONの状態では、離れた位置のアナウンスや近くで集まっていた人たち、編集部員の声もクリアにしっかり聴こえ、「人の声はちゃんと残しながら騒音を狙って消してくれているという印象」と語った。

ヘッドホン 2（ボーズ「QC35 II」）：評価 S

ヘッドホンを外して一言目に「かなり消えてる！電車がホームに入ってきている時もスーッという感じの静かな音で、アナウンスがなかったらそれが電車の音とは分からないくらいでした！」と感想。一番手前のホームだけでなく、遠い方のホームのアナウンスまでキレイに聞こえ、ノイズキャンセリングをONにしている時の方がそうした声がはっきり聞こえてくるという。常になんらかの音がある騒がしい場所だったが、装着すると急に静かになり、高橋氏曰く「SFのような現実味がない空間に包まれる感じ」とのこと。

ヘッドホン 3（ソニー「WH-1000XM2」）：評価 A＋

騒音をしっかり抑えている感じはありつつも、ソフトさがあると評価。後ろを通ったであろう女性のヒールの音だったり、ノイズがちゃんと消される分、ふだんあまり気にしていなかった音がはっきりと聞こえてくるように感じられたと高橋氏。「2つ目（QC35II）が突出して異世界のような感じでしたが、1つ目（AH-GC20）よりもさらにナチュラルなノイズキャンセリング効果ですね」。