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【レビュー】ついに日本でスタートしたSpotify。世界最大手サービスの実力とは?

公開日 2016/09/29 18:59 編集部:風間雄介
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歌詞の表示機能も今回の目玉機能だ。まだ歌詞が表示される楽曲はそれほど多くないが、たとえばビートルズの楽曲などは、曲に合わせて歌詞がスクロールされ、どこを再生しているかが分かる。洋楽なら英語学習にも役立ちそうだし、邦楽でも歌詞の深みを理解するのにまたとない機能となるだろう。

楽曲を再生しながら、ジャケットを軽くスワイプすると歌詞が表示される。現在再生されている部分が白く表示される

歌詞の全画面表示も可能。タイムコードと同期するものは自動的にスクロールする

なお、Apple Musicも最近になって歌詞機能を充実させてきているが、楽曲のタイムコードと同期する機能はなく、ただ単に歌詞を表示できるだけだ。

豊富な楽曲ラインナップ、充実のソーシャル機能

楽曲ラインナップは4,000万曲とのことで、洋邦、ジャンルを問わず無作為に検索してみると、さすがにヒットする確率が高い。

ただし、たとえばApple Musicと関係が深いテイラー・スウィフトは、人気アルバム「1989」が表示されるものの、楽曲名がグレイアウトされて再生できない。こういった個別の問題はあるものの、全体的にはラインナップはとても豊富だ。今後、ほかの定額制音楽配信サービスも含めて、ラインナップの特徴や傾向をまとめてみたい。

またSpotifyは、ソーシャルサービスとの連携機能が充実していることも大きな特徴だ。FacebookやTwitter、Tumblrへかんたんに投稿することができるだけでなく、楽曲をメールやメッセージ、Facebookメッセンジャー、LINEなどで友人に送ることができる。

シェアした履歴などは「Activity」からチェックできる

さらにSpotifyユーザーの知り合いがいて友だち登録をしておけば、直接楽曲を送ることも可能。このあたりは世界中で多数のユーザーを抱えるSpotifyならではの強みと感じる。

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