ハイレゾ試聴イベントレポート

声優・田所あずさの最新“タドコロック”をハイレゾで聴きたい理由

アニソンオーディオ編集部:押野 由宇

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2016年07月13日

楽曲へのコメントまとめ


01.「Come on,A-Z!!(before the CUE)」
[作詞・作曲:田淵智也 / 編曲:堀江晶太]

田所:最初から最後まで、そして“あずさ”の意味が掛けられた、スタートダッシュの盛り上げ曲、特攻隊長です。とにかくノリが良くて、ライブで皆で一緒に歌いたいですね。

斎藤P:今回のアルバムはこういう方向性なんだ、ということを始まって2〜3秒で分からせてくれ、ということを田淵君(田淵智也 UNISON SQUARE GARDEN、Q-MHz)に依頼しました。夜に打ち合わせをして、翌日の昼くらいに上がってきましたね。


02.「It’s my CUE.」
[作詞:こだまさおり / 作曲・編曲:堀江晶太]

田所:アルバムを代表するリード曲で、今回のアルバムで一番最初に録音しました。レコーディングする前は、すごい色んなものが詰まった難しい楽曲だなって思ったんですけど、今思えば、全部そうでした(笑)

斎藤P:最初に作った、この/アルバムの指針となっていく曲ですね。難しい曲の序章ともなった(笑)



03.「Fighter’s high」
[作詞・作曲・編曲:Q-MHz]

田所:リズムが大事な楽曲だったので、田代さん(Q-MHz 田代智一)と田淵さんがレコーディング時に、細かくリズムの取り方を教えてくださったんです。とにかく速くて、太鼓の達人をやっているような(笑) ライブで再現することを考えると「いやー!」って(笑) 酸欠で倒れちゃうかもしれない。

斎藤P:彼らの中で理想の完成形があって、それを伝えようと一生懸命指示してくれたんですよね。Q-MHzの4人と面談的な打ち合わせをした時に、「とにかくリード曲を超えるような、田所あずさのマスターピースとなる曲を作って下さい」とお願いしました。


04.「spit out」
[作詞:田所あずさ / 作曲・編曲:黒須克彦]

田所:曲を聴いた時、何となくイライラしているような、怒りを吐き出しているような曲だなって印象を受けたんです。それで、私の中でイライラした時のことを思い浮かべて、書いた歌詞がこれになります。今まであんまり見せたことのないような部分を見ていただけるんじゃないかな、と思うんですけど、皆さん、嫌いになりましたか?(笑) ロックをずっと歌いたいと思っていて、それを叶えていただけて、自分に不安が出てきて。でも、迷わず行けばいいじゃん、やればいいじゃん! と自分を奮い立たせるようなところも書いてみました。

斎藤P:この歌詞をもらった時に、本当にびっくりして、「これは何かのメッセージかな?」って。怒られてるのかなって心配になりました(笑) 歌詞の中身がすごく良く出来ています。音の選び方とか、曲に合わせるのが上手ですね。


05.「君との約束を数えよう」
[作詞:畑亜貴 / 作曲・編曲:黒須克彦]

田所:ロックを歌いたいという願いを叶えていただいた曲ですね。「これ良いじゃん」って言ってもらいたくて、すごく色々考えて、勉強してレコーディングに望みました。ファンの皆さんにも気に入っていただけているなって感じる曲で、ライブでイントロが流れると「わーっ!」ってテンションを上げてくれるのが伝わって嬉しいです!

斎藤P:2ndシングルとして、今の田所あずさの方向性を決めた曲でしたね。1stアルバムがバラエティに富んだポップなもので、1stシングルでちょっとバンドが入って、この2ndシングルで“ロック”という単語がよく聞こえてくるようになったので、どこまで行けるか試してみようという気持ちもあったんですけど、歌も楽曲もMVもジャケットも、全部のピースがバシっとハマったように感じました。



06.「孤毒ディストレス」
[作詞・作曲・編曲:高田暁]

田所:最速レコーディング記録、2時間で終わった曲です。普段は4時間とか掛かるので、その半分くらいですね。楽曲の世界観がはっきりしていて、入り込みやすかったんです。ゴスロリちっくというか。歌詞も共感しかないな、って。迷わず歌えたと思います。母の一番好きな曲です(笑)

斎藤P:今回のアルバムは全体的に、胸の内を開いて、それを言葉にしてダイレクトに届けている曲が多いと思います。普通はレコーディングの時にどういう風に歌うか試しながらやるんですが、この曲ははじめから大正解というか、これしかないんじゃないか、という歌い方をしていました。暗いだけでなく、ちょっとポップな部分もあったりと、ストレートな良い曲ではなくて、少しヒネりましょうと試行錯誤して作った曲です。



07.「夜はいつか朝になる」
[作詞・作曲:志倉千代丸 / 編曲:菊池達也]

田所:このアルバムで一番最後に録音した曲ですね。他の曲とのテンションの高低差みたいなものがすごかったです。ガッガッガッって足を踏みリズムを取って歌ってきたのに、この曲の横揺れしながら、ほほ笑みながら歌うというのが久々すぎて。明るく歌うのってどうやるんだっけ、って戸惑いながらのレコーディングになりました(笑)

斎藤P:アルバムの中でひと息つく曲として、志倉千代丸さんに作っていただきました。ずっと走りっぱなしだと息切れしますけど、こういう曲が入るとお互いに高め合うんですよね。なるべくシンプルなメロディの繰り返しで良い曲を作って下さい、とオーダーをしました。アレンジも良いバランスで、すごく上手だと思います。


08.「世界が終わったあとの夜」
[作詞・作曲・編曲:中山真斗]

田所: Aメロの部分は呟くような歌い方であったり、この1曲の中で色んな歌い方にチャレンジしています。1番では抑えながらも痛々しく、言葉にならないけど叫んでいるということをイメージして、曲が進むごとに開放されて思いっきり叫べるようになっていく。曲の頭と最後で違う曲になったんじゃないか、というくらい歌い方が変わっています。

斎藤P:田所あずさ的には新しい歌い方ですね。本当に振り幅の大きな歌い方をしています。それが効果的で、歌詞の世界観に合っているし、徐々に変化していく感情や情景の流れとリンクして、名曲に仕上がっていると思います。


09.「ALERT from THE END」
[作詞:畑亜貴 / 作曲・編曲:山本陽介]

田所:他の曲とは難しさが違っていて、意外と体験したことのないメロディラインなんですよ。Bメロですごく盛り上がってサビにいくと思いきや、サビは叫ばせてくれないのか、みたいに焦らされるような(笑) ぜひ皆さんにも歌っていただいて、この“焦れ感”を体験してみて欲しいです。クールで男らしい、イケメンな楽曲だと思います(笑)

斎藤P:サビで爆発しすぎてなく、内に秘めている熱い想いを出すような展開にしているんですよね。作曲・編曲の山本陽介君に、メロディも大事なんだけど、サウンドとしてカッコよく仕上げる方向で色々やってみて欲しいと依頼したんです。彼はギタリストなので、ギターを前面に出した、アルバムの1曲らしいタイトルに仕上げていただけました。


10.「アンソリティア」
[作詞:田所あずさ / 作曲:田所あずさ、加藤大祐 / 編曲:加藤大祐]

田所作曲に生まれて初めて挑戦した曲です! こんなにも難しいものか、って思いました。歌ってはじめて発見することもありまして、「息継ぎするところがない!」って(笑) 作詞も大変で、アニメ『ルガーコード1951』のイメージソングということで、これまで自分の気持ちしか書いてなかったので、作品の世界観を意識しながら書くことに一番苦労しました。私が演じさせていただくヨナガちゃんの気持ちや、雪山とか狼というワードを意識したり。それと一緒に私の気持ちとして、寂しさとか孤独感とかを書いていたり。この曲はちょっとだけ金成さん(田所あずさのマネージャー)の話も入っています(笑)

斎藤P:作曲は加藤さん(加藤大祐)に世界観を伝えて、コード進行を作ってもらって、リズムを打ち込んでもらって、それに田所あずさがメロディをつける、という形で作ったんですよね。頭の部分はエレキギターでアンプを通した音と、弾いている手元の音を同時に録っているんです。まったく同じ弾き方をしているんですけど、アンプと生の音が一緒に鳴るという加藤さんのアイディアです。



11.「英雄なんていない」
[作詞:真崎エリカ / 作曲・編曲:菊田大介(Elements Garden)]

田所:今までもこういったストレートでカッコいい曲は歌わせていただいていたんですが、だからこそ一番成長を見せないといけない曲だね、ってレコーディングの時に話をしていたんです。表現できることが自分の中で増えてきたことが実感できて、もっと挑戦したいという気持ちが表れた曲になったと思います。

斎藤P:アニメのオープニングのような、王道なアニソンを作ってみようよ、ということで菊田君(Elements Garden 菊田大介)の良さが存分に出た曲になっています。最初のタイトルはもっと優等生っぽい感じだったんですが、真崎さん(真崎エリカ)と「タイトルでハッとさせましょうよ」という話をしたんです。タイトルで「どういうこと?」って思わせて、読んでいくと「そういうことか!」ってなるような。それで、歌詞もタイトルも何度も書き直してもらいました。


12.「DREAM LINE(CUE mix)」
[作詞:yozuca* / 作曲:俊龍 / 編曲:加藤大祐]

田所:歌は前のまま使っていただいているんですけど、ちょっと思うところがありますね(笑) 「真面目な私だわ」って。歌詞もyozuca*さんに打ち合わせの時間をわざわざいただいて、私の気持ちを汲んで、ピュアな感じに仕上げていただいたんですけど、「この娘が、今はもう・・・」みたいな(笑) でも、嘘だけはついてなくて、どちらもホントの自分です。

斎藤P:1stシングルの「DREAM LINE」と同じ音源ですが、タイトル通りミックスを変えています。元々の曲はポップにいこうと激しさを抑えていたんですが、今回は逆に激しさを出すために、弦楽器を抑えて、ギターとドラムのアタックを高めて、アルバムに馴染むようにミックスしました。

「この曲を聴くと平和な農場が浮かびます」(田所あずさ談)。画像は田所あずさオフィシャルブログ「不安でしょうがないっ!」のトップページ


13.「Straight Forward」
[作詞:田所あずさ / 作曲・編曲:堀江晶太]

田所:イントロが流れただけで胸がキュンとするような、誰しもにある青春時代を懐かしむセンチメンタルなような、“切な嬉しい”感じをイントロだけで表現できるなんてすごいなって思います。歌詞はもう、そのイメージ通りに自分の青春時代の思い出を書きました。

斎藤P:田所あずさ初作詞曲であり、大事なスタッフとなる堀江晶太君(作曲・編曲)との出会いとなった曲ですね。アルバムの最後の曲にするべきか、すごく悩みましたね。切なくて、嬉しくて、後味の良い曲ですから。田所あずさのスタンダードナンバーとして、ずっと歌っていくでしょう。


14.「Boom! Boom!」
[作詞:松井洋平 / 作曲:俊龍 / 編曲:eba]

田所:田所あずさの正式な初タオル曲ですね。タオルはノルマは2枚の、2枚以上持ちがオススメです(笑) とにかくハシャギ倒す曲です。第一印象は可愛い曲だと思ったんですよ。だから可愛めに歌おうとしたら、斎藤さんが「違うんだよ!」って見本を見せてくださったんですよ。それがすごく上手で!(笑) ブルーハーツさんみたいな歌い方で、アクセントが強くて。それで「こういう曲なんだ!」って伝わりました。

斎藤P:完全にライブを想定した曲ですね。初めて聴いても、歌詞を覚えてなくてもノレると思います。歌詞の「Bun! Bun!」「Boom! Boom!」は振り回すという意味でもありますし、ブームを起こすという意味でもあったり、色んな意味を込めていただいているんです。ブルーハーツが好きで、そういう曲を作ろうというテーマもあり、それを伝授したかったんです(笑)


15.「純真Always」
[作詞:結城アイラ / 作曲・編曲:堀江晶太]

田所:アニメ『無彩限のファントム・ワールド』のEDにしていただいた曲ですね。EDで「純真Always」があの映像と合わせて流れたら、「あー、幸せ」ってなりますよね(笑) ライブでも最後に歌わせていただいたんですが、楽しいのに泣けてくる、みたいな。終わっちゃうことがちょっと寂しくもなって、また1曲目から聴こうと思えます。

斎藤P:色々あったけど、良かったなと思える、全てを良い思い出にしてくれるような曲です。歌詞も、何歳になっても共感してもらえる内容だと思います。アルバムを締めくくるにはこの曲だろうな、と。もちろん、しっとりした曲で終わるのも素晴らしいと思うんですけど、こうして明るく終わってくれることで、元気が出て、ハッピーな気持ちになっていただけたら嬉しいですね。



Album Information

『It's my CUE.』(BD付限定盤)

『It's my CUE.』(通常盤)

『It’s my CUE.』
【BD付限定盤】CD+BD スペシャルボックス仕様 
価格:4,800円(税抜)/品番:LACA-35562
※BD収録内容(BD付限定盤のみ)
田所あずさLIVE TOUR 2016〜Live Forward〜(2016/1/24 EX THEATER ROPPONGI)の模様
田所あずさによる新規バラエティ映像を収録(ライブ映像170分、新規映像30分の大ボリューム)
【通常盤】CD only
価格: 3,000円(税抜)/品番:LACA-15562

収録曲
01. Come on, A-Z!! (before the CUE)
[作詞・作曲:田淵智也 / 編曲:堀江晶太]
02. It’s my CUE.
[作詞:こだまさおり / 作曲・編曲:堀江晶太]
03. Fighter's high
[作詞・作曲・編曲:Q-MHz]
04. spit out
[作詞:田所あずさ / 作曲・編曲:黒須克彦]
05. 君との約束を数えよう
[作詞:畑亜貴 / 作曲・編曲:黒須克彦]
06. 孤毒ディストレス
[作詞・作曲・編曲:高田暁]
07. 夜はいつか朝になる
[作詞・作曲:志倉千代丸 / 編曲:菊池達也]
08. 世界が終わったあとの夜
[作詞・作曲・編曲:中山真斗]
09. ALERT from THE END
[作詞:畑亜貴 / 作曲・編曲:山本陽介]
10. アンソリティア
[作詞:田所あずさ / 作曲:田所あずさ、加藤大祐 / 編曲:加藤大祐]
11. 英雄なんていない
[作詞:真崎エリカ / 作曲・編曲:菊田大介(Elements Garden)]
12. DREAM LINE(CUE mix)
[作詞:yozuca* / 作曲:俊龍 / 編曲:加藤大祐]
13. Straight Forward
[作詞:田所あずさ / 作曲・編曲:堀江晶太]
14. Boom! Boom!
[作詞:松井洋平 / 作曲:俊龍 / 編曲:eba]
15. 純真Always
[作詞:結城アイラ / 作曲・編曲:堀江晶太]

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