[連載]高橋敦のオーディオ絶対領域

【第83回】ダイソー“108円イヤホン/ヘッドホン”一気聴き! その驚愕の実力とは?

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高橋敦

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2014年04月18日

■4機種目:“ラウンドタイプ”ヘッドホン

さて最後はヘッドホンだ。形状が異なる数モデルがあったが、パッケージ裏面のスペック表記が同一だったため、ドライバーは同一で音質もおおよそは同傾向だろうと判断。見た目がいちばん気に入った「ラウンドタイプ」というデザインのものを購入。

一応、梨地っぽい仕上げになっていたりはする。ケーブルは左からの片出し

本体の質感等は実にプラスチック。ヘッドバンドの長さ調整などの可動部分の手応えも実にプラスチック。しかしこの安っぽさが妙にいい感じだ。

ヘッドバンドの長さ調整部分。鮮やかなパーティングライン(金型の合わせ目)が清々しい

プラグとケーブルの感じは良い。実際の耐久性はわからないが…

ケーブルは、なかなかしっかりとした印象。本体に合わせた色になっているし、ほどよい太さと柔らかさ。樹脂モールドのプラグ部分も、外観と手応え的には丈夫そうだ。片出しなので取り回しも悪くない。

では試聴!さてイヤホンはすごい音を叩き出してくれたが、ヘッドホンはどうだろうか?

う〜ん…普通だ。もちろん他の普通のお値段(数千円)の製品と比べたら十分にローファイなのだが、イヤホン、特に最初に聴いた見た目は普通のカナル型のローファイ炸裂があまりにも強烈すぎたので、ましな音に聴こえてしまう。

…ん? いや、ということは、実用的にはこっちの方が優秀ということだ。とにかく安くイヤホンやヘッドホンを入手したくて、同じ値段ならできるだけ音の良いものをとなると、今回試した中ではこれがいちばんということになる。

ただし遮音性は皆無で音漏れも大きいので、電車内などでは使いにくいかもしれない。その点はカナル型の方が実用的だ。

…ということで、今回はダイソーの税込108円イヤホン&ヘッドホン&イヤーピースを試してみた。「いまどきの108円はこれだけまあまあな音が出るんだね。108円にしては十分すぎるね」的なつまらない結果になることも覚悟していたのだが、予想を遥かに超えた衝撃のローファイ!下手に普通の音がするよりも、こっちの方がずっと独自の価値がある。これで108円なら安い!別の意味で!


高橋敦 TAKAHASHI,Atsushi
趣味も仕事も文章作成。仕事としての文章作成はオーディオ関連が主。他の趣味は読書、音楽鑑賞、アニメ鑑賞、映画鑑賞、エレクトリック・ギターの演奏と整備、猫の溺愛など。趣味を仕事に生かし仕事を趣味に生かして日々活動中。


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