アップル、初の有機EL搭載で防水の新「iPad mini」。完全密閉で画面震わすスピーカーも
アップルは、有機ELディスプレイや独自開発のワイヤレスネットワークチップを採用した「iPad mini(A20 Pro)」を11月6日に発売する。
価格はWi-Fiモデルが119,800円(税込、以下同)から、Wi-Fi+Cellullarモデルが144,800円から。いずれも最小ストレージは 128GB。カラーバリエーションはミッドナイト/スターライトの2色。予約は10月29日より受け付ける。
iPad miniとして初の8.5型有機ELディスプレイ(解像度2,316×1,512、326ppi)を採用した、2024年発売の第7世代モデル以来となるモデルチェンジ。
有機ELディスプレイ搭載により、前世代を大幅に上回る200万対1のコントラスト比、1,200ニトのピーク輝度(HDRコンテンツ時)を実現。ピクセルレベルで明るさをコントロールし、深い黒の表現が可能となった。同時に、厚みは6.3mmから5.4mmへ、質量はWi-Fiモデルの場合で293gから255gへと、さらなるスリム/軽量化が行われた。
内蔵ストレージ512GB/256GBモデルでは、ディスプレイの有料オプションとしてNano-textureガラスも用意。周囲から飛び込む光を反射ではなく散乱させ、画質を損なうことなく映り込みを一層低減するとしている。
プロセッサーは、「iPhone 18 Pro」や「iPhone Duo」と同じ「A20 Pro」を搭載。前世代モデルと比較して、5コアのCPUは最大60%のパフォーマンス向上、7コアのGPUは最大2.7倍の高速化を果たしたという。
メモリ帯域幅も2倍となり動作レスポンスが改善しただけでなく、16コアのNeural Engineと各GPUコアに組み込まれたNeural AcceleratorによってAI処理性能も強化。Apple Intelligenceをはじめ、あらゆるAIタスクを快適に処理可能とアピールする。
さらに512GBモデルでは、CPUが6コアに増強され、デュアル16コアNeural Engineを搭載。「Draw Things」や「Detail」といったアプリでのタスクをさらに高速に実行できるとしている。
オーディオ面では、カスタムトゥイーターとウーファーから成る「Acoustic Display」オーディオシステムを搭載。ペアのウーファーがディスプレイのガラスを介して連動し、一段と力強い低音と大音量を再生。トゥイーターはガラスとアルミニウム製筐体の間に収まり、よりクリアな高音を出力可能になったとする。
Acoustic Displayは完全密閉構造となっているため、本モデルはIP67等級の防水防塵に準拠した。
カメラは前面/背面ともに1,200万画素で、前面カメラは筐体の長辺側に配置。ビデオ通話などに適したレイアウトとなった。背面の広角カメラは絞り値f 1.8で、最大5倍のデジタルズームに対応する。
通信面では、アップル独自開発のワイヤレスネットワークチップ「N1」を採用。Wi-Fi 7、Bluetooth 6、Threadネットワークテクノロジーをサポートする。N1チップは特に5GHz通信で高いパフォーマンスを発揮するといい、AirDropやAirPlayなどのネットワーク機能で快適さと信頼性を高めるという。
Wi-Fi+Cellullarモデルでは、同じくアップル独自のモデムチップである「C2」を搭載。モバイルデータ通信速度は前世代モデルと比較して約50%高速化し、電力効率も向上。またiPad OS 27との組み合わせで、モバイル通信とWi-Fiの切り替えがよりスムーズになるとしている。
USB 3(最大10Gb/s)準拠のUSB Type-Cポートを1基備え、外部ディスプレイへ最大4K/60Hzでの映像出力に対応。バッテリー持ちはWi-Fiモデルで最長約10時間、Wi-Fi+Cellullarモデルで約9時間。高速充電に対応しており、35W以上の電源アダプターを併用することで約30分でバッテリーを50%充電できる。




