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2017年以降発売のMacが対象

「macOS Ventura」提供開始。iPhoneをウェブカメラ化/ステージマネージャも対応

公開日 2022/10/25 07:51 ファイルウェブ編集部
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アップルは、Mac向けOS「macOS Ventura」 (macOS 13.0)の提供を本日10月25日より開始した。2017年以降に発売されたモデルが対象となる。

macOS Ventura

今年6月のWWDC22にて発表されていたもので、7月にパブリックベータがリリースされ、今回正式配信がスタートした格好だ。

今回のmacOS Venturaでは、アプリやウィンドウを自動でまとめてくれる「ステージマネージャ」機能が登場。作業中のアプリが中央、そのほかのアプリやウィンドウは脇へと並べられ、クリックでシームレスに切り替えられるため、デスクトップを整理でき、集中を切らさずに作業できるという。iPadOS 16.1でも追加されたもので、細かな違いはあるが、MacとiPadの共通機能となる。

デスクトップを整理する「ステージマネージャ」対応

メールアプリでは、送ったばかりのメールの送信を取り消すことや、送信時間の予約設定、リマインダー設定などが可能に。メッセージアプリも編集機能や送信取り消し機能などが追加されている。

Safariはパフォーマンスが向上し“世界最速のブラウザ”を謳っているほか、一般的なすべての2ファクタ認証より強力だというサインイン方法「パスキー」に対応。友人などと同じタブを見ることができる「共有タブグループ」機能も追加された。

また、iPhoneをウェブカメラとして使う機能も追加。iPhoneをMacに近づけると自動でカメラ入力が切り替わり、ビデオミーティングや通話中、常に中央に自身を映し続ける「センターフレーム」や、顔を明るく照らしつつ背景を暗くする「スタジオ照明」、背景をぼかして自身に焦点を合わせる「ポートレートモード」、顔とデスク上を同時に映す「デスクビュー」などの機能が使えるようになる。

iPhoneをウェブカメラ化する機能なども

そのほか、Spotlightから写真やメッセージアプリ、メモ、Finder、ウェブ上の画像を検索する機能や、iCloudを最大5人と共有する「iCloud共有写真ライブラリ」などの機能も登場。またゲーム機能の進化なども行われている。

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