HOME > ニュース > iOS 12.2 配信開始。AirPlay強化、新AirPodsにも対応。新アニ文字も

Apple Musicも改善

iOS 12.2 配信開始。AirPlay強化、新AirPodsにも対応。新アニ文字も

公開日 2019/03/26 08:55 編集部:風間雄介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
アップルは、iPhone/iPad/iPod touch向けの新OS、iOS 12.2を提供開始した。

12.2では、4つの新しいアニ文字(フクロウ、イノシシ、キリン、サメ)を追加。 iPhone X以降、iPad Pro 12.9インチ(第3世代)、およびiPad Pro 11インチで使用できる。

またAirPlayも他社製テレビに対応したなどを背景に機能強化。コントロールセンターとロック画面に専用のTVコントロールを追加し、素早くテレビの操作へアクセスできる。

ビデオ用AirPlayマルチタスク機能も備え、動画をAirPlayしながらその他のアプリを使うことが可能。またAirPlayを中断せずに、デバイス上の短い形式のオーディオ/ビデオファイルを再生することも可能だ。

さらに、AirPlayする先をコンテンツ内容に応じてグループ化し、再生先のデバイスをより速く見つけることもできる。

「Apple Music」も改善し、 “見つける”タブで、1つのページにエディターからのハイライト情報をより多く表示し、新しい音楽やプレイリストを見つけることが可能になった。

またiOS 12.2では、新しいAirPods(第2世代)に対応した。

そのほか、以下の機能強化や改善、バグ修正などが行われている。

【Apple Pay】
・Apple Pay Cashの利用者は、Visaデビットカードを使用して銀行口座に送金が可能。
・Wallet Appで、カードの下にクレジットおよびデビットカードの最近の利用履歴を表示。

【スクリーンタイム】
・休止時間のスケジュールを曜日別に設定可能。
・新しい切り替え方法により、簡単にAppの制限を一時的にオンまたはオフにすることが可能。

【Safari】
・パスワードの自動入力機能により認証情報を入力したあと、Webサイトに自動的にサインイン可能。
・暗号化されていないWebページを読み込んだときに警告を表示。
・ユーザ識別のためのフィンガープリントとして利用されるのを防ぐため、トラッキング停止要求(Do Not Truck)機能への対応を削除。インテリジェントトラッキング防止機能により、デフォルトでサイト越えのトラッキングを防止。
・スマート検索フィールドの検索語句を検索候補の横の矢印アイコンをタップして変更可能。

【改善とバグ修正】
・“マップ”で、アメリカ、イギリス、インドの空気質指数に対応。
・“設定”に、デバイスの保証期間の有効期限に関する情報を追加。
・iPhone 8以降、iPad Pro 12.9インチ(第3世代)、またはiPad Pro 11インチで、AT&Tの5G Evolutionネットワークの通信圏内にいることを示す“5G E”アイコンを表示。
・“メッセージ”で、オーディオ録音の品質を改善。
・iOS上のApple TV Remoteの安定性およびパフォーマンスを改善。
・不在着信が通知センターに表示されない場合があった問題を修正。
・必要がないにもかかわらず、“設定”に操作を促すバッジが表示されることがあった問題に対処。
・“設定”>“一般”>“iPhoneストレージ”で、サイズの大きなApp、システムのカテゴリー、およびその他のカテゴリーがストレージのバー表示で正しく表示されないことがあった問題に対処。
・“ボイスメモ”で、車のBluetoothデバイスに接続すると自動的に録音が再生されてしまうことがあった問題を修正。
・“ボイスメモ”で、一時的に録音の名称変更ができない場合があった問題を解決。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック