HOME > ニュース > コナミ、ソニー、NPBエンタープライズ3社がプロ野球速報アプリ「NPB+」の制作委員会を発足

野球ゲームのパワプロみたいに打席の状況が見える

コナミ、ソニー、NPBエンタープライズ3社がプロ野球速報アプリ「NPB+」の制作委員会を発足

公開日 2025/10/10 19:52 編集部:太田良司
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

コナミデジタルエンタテインメントは、NPBエンタープライズ、ソニーとともに、プロ野球ファンに野球観戦の新しい魅力や楽しさを提供することを目的として、3社共同事業を行うための制作委員会の発足を発表した。本日から「NPB+」のアプリがテスト配信される。提供期間は「SMBC日本シリーズ2025」終了までを予定。

「NPB+」

NPBエンタープライズのグループ会社Hawk-Eye Innovations(ホークアイ)のトラッキングシステムで収集したデータを、ソニーがリアルタイムでコンテンツ生成。コナミがアプリサービスの企画/開発/運営を担当して、新たなプロ野球速報アプリNPB+を開発、提供するという。

「NPB+」の使用イメージ

「パワフルプロ野球」シリーズや「プロ野球スピリッツ」シリーズなど、野球ゲームを展開するコナミが、そのノウハウを活かしてプロ野球ファンに楽しんでもらえる体験の提供を目指すとのこと。
 
本日より期間限定でテスト配信が行われる。現状はβ版の配信となり、ホークアイのトラッキングデータを活用した一球速報やリプレイ映像など機能の一部が体験できる。正式リリースは2026シーズンを目処にしているが、テスト配信の結果や評価などを十分に検証して改めて案内するとのこと。内容については、NPB+公式サイトで確認できる。

Placeholder Image
ボールの回転数まで表示される
Placeholder Image
選手情報が一目瞭然

選手の特徴が一目でわかる選手情報、一球ごとのデータが丸わかりになる試合速報、プレーの感動をSNSでシェアできる共有機能などを備えている。ホークアイのトラッキングデータを用いた一球速報や3DCG映像でのプレー再現により、一球ごとのデータやプレイをより深く理解することができるという。もちろん、試合スケジュールや順位表、個人成績も確認できる。

NPB+製作委員会 各社のコメント

NPBエンタープライズ 執行役員 デジタル事業部長  丹羽大介氏コメント

日本のプロ野球界は今期から12球団の公式戦のプレーデータを一括してシステム管理するData Management Platform(DMP)を運用し、今後より一層プロ野球のデータを活用した新たな体験価値を提供したいと考えております。コナミデジタルエンタテインメントの野球を楽しませる技術と、ソニーの最先端テクノロジーと協業し、様々なデータを可視化することにより、プロ野球選手の凄さを実感していただき、プロ野球の新たな魅力を感じていただけるアプリとして更なる開発を進めてまいります。

コナミデジタルエンタテインメント 執行役員  山本竜彦氏コメント

KONAMIはこれまで、『実況パワフルプロ野球』や『プロ野球スピリッツ』などの野球ゲームを通じて、野球の魅力を多くのファンの皆さまにお届けしてまいりました。今回、NPBエンタープライズならびにソニーとともにプロ野球の新たな楽しみ方を提供できることを大変嬉しく思います。今後、3社で連携しながら、より多くのお客様にプロ野球の魅力をお届けできるよう取り組んでまいります。

ソニー 執行役員  平位文淳氏コメント

ソニーは「テクノロジーの力で未来のエンタテインメントをクリエイターと共創する」ことをミッションに掲げ、世界中の人に感動を提供し続けることを目指しています。本アプリの提供により、ホークアイの高精度なトラッキングシステムで得られる膨大なデータを活用して、お客様により深く、新しい野球の楽しみ方を提供できることを嬉しく思っています。NPBエンタープライズならびにコナミデジタルエンタテインメントとの協業により、日本のプロ野球におけるデータ活用の加速と、新しいファン層の獲得に貢献していきます。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック