Netflixが『鬼武者』を初アニメ化、11/2独占配信。主人公は宮本武蔵

Netflixは、カプコンの人気アクションゲーム『鬼武者』初となるアニメ化作品を11月2日（木）から独占配信することを発表。併せて作品の予告編、キービジュアルが解禁された。

『鬼武者』は、カプコンが2001年にプレイステーション2向けタイトルとして発売した戦国アクションゲーム。歴史上の人物を主人公とし、金城武や松田優作、ジャン・レノなど実在の俳優をキャラクターモデルにすることもシリーズの大きな目玉となっている。

この度Netflixにて配信されるアニメ版の主人公は、伝説の剣豪・宮本武蔵。そしてそのキャラクターモデルには、日本が生んだ世界的名優・三船敏郎を抜擢した。声を演じるのは、ゲーム『鬼武者』シリーズで10年以上にわたり織田信長役を務め、『鬼武者無頼伝』では先立って宮本武蔵役も兼任、そして自身もゲームをプレイしてきたという大塚明夫が担当する。

その他キャストは、松木兼介役に大塚芳忠、佐兵衛役に山下大輝、五郎丸役に木村昴、平九郎役に小西克幸、海全役に興津和幸、弦斎役に古川慎、さよ役に山根綺。今の世を憂い新たな世界を作り出そうと侍討伐を目論む伊右衛門役に木村良平、武蔵のライバルとして語り継がれる佐々木小次郎役には、ベテラン・関俊彦がキャスティングされるなど豪華声優陣が集結している。

スタッフ陣は、『十三人の刺客』『無限の住人』といった実写作品で斬新な殺陣演出を行った三池崇史が総監督を担当。CGアニメ「ドラゴンズドグマ」を手がけた監督・須貝真也とアニメスタジオのサブリメイションが、新たなアニメの表現に挑む。キャラクターデザインは、22年に逝去した“世界一絵が巧いイラストレーター”として知られるアーティストのキム・ジョンギ。脚本は、『武装錬金』『メイドインアビス』『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (2023)』で知られる倉田英之が務める。

主題歌は、22年の SUMMER SONIC で初来日も果たした新世代のロックアイコン、マネスキンが “人としての成長を称える” 曲としている「THE LONELIEST」に決定した。