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ワシントン州西部地区連邦地方裁判所に提出

米FTCがAmazonを提訴。同意なしのプライム会員登録を告発

公開日 2023/06/22 12:09 PHILE WEB編集部
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米連邦取引委員会(FTC)は、Amazonがユーザーの同意なしに「Amazonプライム」に登録させ、解約の手続きを簡単に行えないようにしているとして、6月21日(現地時間)に米Amazon.comを提訴したことを発表した。訴状はワシントン州西部地区連邦地方裁判所に提出されている。

「Amazon Prime」

本訴状によれば、FTCはAmazonが故意に何百万人ものユーザーを騙し、知らないうちにAmazonプライムに登録させたと非難。Amazonは「ダークパターン」と呼ばれる操作的かつ強制的なユーザーインターフェイスを使用することでユーザーを欺き、Amazonプライムの自動更新サブスクリプションに登録させたと指摘する。加えて、解約手続きのプロセスを故意に複雑化させたとしている。

具体的には、ユーザーがAmazonで商品購入をする際、Aamzonプライム加入への誘導を多く行った上、加入せずに商品購入する方法を分かりづらくしていたと説明。また、この購入完了のボタンを押すと「プライム会員登録に同意したものとみなす」という記載が明確になされていなかったことも指摘している。

FTCのリナ・カーン委員長は、「Amazonは人々をだまして同意なしにサブスクリプションに加入させ、ユーザーをいら立たせただけでなく、多額の費用を支払わせた」と述べ、Amazonがダークパターンを使用して、FTC法およびオンライン購入者の信頼回復法に違反していると非難している。

訴状では、Amazonは消費者が合意なしに登録されていること、プライムを解約するための複雑化したプロセスを認識していたこと、同社の幹部がFTCの調査に気付くまで問題に対処する対応を講じなかったことを指摘している。またFCTは訴状内で、Amazonが複数の事例で委員会の調査を遅らせ、妨害しようとしたとも主張している。

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