1周年記念。1,000円を上限

PayPay、10月5日に「PayPay感謝デー」。20%相当還元、1/50で10万円まで戻ってくる

編集部:平山洸太
2019年09月13日
PayPayは、1日限定のキャンペーン「PayPay感謝デー」を10月5日に開催。サービス開始1周年を記念し、都内で発表会を開始した。

「PayPay感謝デー」を実施

1日限定のキャンペーン「PayPay感謝デー」

キャンペーンでは、1回の決済につき1,000円相当、1日の合計で5,000円相当を上限として、支払額の最大20%をPayPayボーナスで付与。これまでの同社のキャンペーンではユーザーごとに還元率が異なっていたが、今回は一律で20%となっている。なおクレジットカードは対象外だが、ヤフーカードでは19%としている。

補足すると、今回のキャンペーンは10月1日の消費増税と同時開始される、政府主導の消費者還元補助と合わせて20%になっている(中小・小規模事業者が経営する対象店舗では5%・フランチャイズでは2%と規定)。そのため、5%還元対象店舗では+15%、2%還元では+18%が今回のキャンペーンで追加されるかたち。なお後述する「まちかどペイペイ」など、他キャンペーンとは重複されない。

最大20%が付与される

とはいえ、還元事業の対象とならない店舗も20%還元となるため、一見複雑だがユーザーからすると一律20%と考えて問題ない。しかし付与上限については、キャンペーン分のみが上限に計算されるため、注意が必要だ。例えば5%還元対象の店舗ではキャンペーン分が+15%のため、この場合は約6,666円だと1回の上限である1,000円の還元が受けられる。

さらにこのキャンペーンと合わせ、10万円相当を1日の上限とし、50回に1回の確率で支払額の全額が付与される「感謝デー限定PayPayチャンス」も実施する。こちらもPayPay残高とヤフーカードの支払いが対象となっており、クレジットカードは対象とならない。

PayPayが「Apple Watch」に対応。コカコーラやユニクロとのキャンペーンも

また、Apple Watch用アプリ「PayPay for Apple Watch」をリリース。これはiPhoneのPayPayアプリで提供しているバーコード/QRコード決済や、残高/決済履歴表示などの一部機能が利用できるというもの。アカウント作成やPayPay残高送受などはできない。利用できる機能は今後拡大していくという。

Apple Watchに対応

そしてPayPayがCoke ONアプリに対応することで、全国のコカコーラの対応自販機で使えるように。これを記念し、同アプリに登録したPayPayを使って自販機で100円以上の買い物をすると、毎週100円相当が戻ってくるキャンペーンも実施する。開催期間は10月7日から11月3日までの約4週間となっており、最大400円相当の還元を受けることができる。

Coke Onに対応してキャンペーンも実施

すでに発表されている「ヒートテックを買うと1枚タダになるキャンペーン」も再度アピール。10月4日から22日の間に対象のヒートテック2枚をユニクロ店頭で購入すると、1枚分の代金が無料になるというものだ。これらに加え、タクシーアプリ「DiDi」とのキャンペーンも9月27日に開始されるとのこと。詳細は後日発表するとした。

「ヒートテックを1枚買うともう1枚無料」

DiDiについては後日発表される

そのほか、消費者還元事業と同時にPayPayが追加還元する「まちかどペイペイ」についても説明。第一弾が10月1日から2ヶ月間実施され、追加で最大5%のポイント還元が行われる。また2020年6月30日まで行われる同事業の期間に合わせ、第二弾以降も実施するとのこと。12月以降のキャンペーンについては再度発表される。

「まちかどペイペイ」第一弾が実施

12月以降は後日発表される

決済回数累計1.4億回を突破

発表会では、同社代表の中山一郎氏が登壇。昨年10月5日にスタートしたPayPayの1年を振り返りながら、今後の展望を述べた。

PayPay株式会社 代表取締役社長執行役員CEO 中山一郎氏

10月5日でサービス開始1年になる

PayPayは本日13日時点で、ユーザー数1,250万人、加盟店申込数140万ヶ所へと拡大し、決済回数は累計で1.4億回を突破。なお8月8日に発表したデータではユーザー1,000万人、加盟店100万ヶ所、決済回数1億回だった。

ユーザー数が1,250万人を突破

ユーザー数については昨年12月に100億円キャンペーンで知名度を上げた後、日常的に利用してもらえるよう、ドラッグストアやスーパーなどを対象として継続的にキャンペーンを実施。加えて全国20ヶ所の拠点から数千人単位での営業を行うことで、対応店舗を増やしてきたという。

加盟店の増加も進む

これらの戦略によって、「使う人と使う場所が増えたおかげで、決済の回数が大きく伸びた1年だった」と振り返る中山氏。「トランザクション(決済回数)が一番大切」とし、今後もユーザー数の増加や利用頻度、対応店舗の増加など、ますます強化していくとした。

またキャッシュレスに関するアンケートによって、キャンペーンの “お得” よりも、 “利便性” を求めるユーザーが多いとのこと。これを向上させるために、日本・インド・カナダに拠点を設け、1週間に1回以上という速度でアップデートを実施。中山氏は「PayPayにしか出来ないスピードだ」と述べ、その開発力をアピールした。

1年に60回以上のアップデートを実施

キャッシュレスの伸びしろがあると説明

アップデートでは機能追加やUIの改良などが行われ、1年で見た目や使い勝手も大きく変わった。マップではキャンペーンをやっている店が示されるようになったほか、先月には個人間送金機能も追加。細かな機能ではどのくらいお金を使っているのか分析できるレポート機能や、きせかえ機能なども増えている。

マップ機能もこの1年で強化された

そしてチャージ方法も多様化したとのこと。現在は他サービスでも多く対応している銀行口座からのチャージやクレジットカードだけでなく、セブン銀行ATM、ソフトバンクでのキャリア決済(まとめて支払い)、ヤフオクでの売上金、ギフトカードなど様々な手段が用意される。特に日本人は駅や店頭でチャージする方が多いとのことで、セブン銀行ATMからのチャージは想像以上の利用率だという。

チャージ方法も多様化

一方キャッシュレスが普及する妨げとして、「セキュリティの不安」「使い方がわからない」という2点を挙げた。これを解決するために同社では、認証強化や暗号化、24時間の監視といった「不正利用の防止」、万が一の場合に全額保証する「補償制度」、24時間365日可能な「相談窓口」といった3つの対策を行ったとアピールした。

「セキュリティが不安」など理由に使わないユーザーも多いという

3つの対策を実施

「スーパーアプリ」を目指す

現在は手数料などで収益をあげていない同社だが、「手数料ビジネスをビジネスモデルにはしていない」とのこと。中山氏は「トランザクションを最大化するのがミッション」と話し、先述したようにユーザー数の増加や店舗の増加、利便性の追求などを引き続き進めていくという。

そこに関わっていくのが、決済アプリではなく将来的には「スーパーアプリ」を目指していくということ。スーパーアプリは複数のサービスが1つに集約されているもので、中国のAlipayをはじめ、アジア地域でこれから発展していくとする。

「スーパーアプリ」を目指す

「チームソフトバンクが手掛ける新しい事業のプラットフォームになる」と自信を見せる中山氏は、このスーパーアプリについて「新たな世界の流れ」と表現。PayPayでは先月スタートした請求書払いをはじめ、オフラインの支払いからオンライン決済、銀行や保険といった金融サービス、ソーシャルサービスなど、決済をベースに各サービスが利用できるようにしていくとした。

もちろん質疑応答では、話題になったZOZOTOWNの話題も相次いだ。PayPayがどのように関わるかなど、具体的なことはTOBが表明されたばかりのため決まっていないとしながらも、「1日も早く提供したい」と希望を述べた。

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