次世代ロボット「BOCCO emo」

あの「シーマン」がAI対話エンジン開発に向け始動。2020年ローンチ目指す

編集部:押野 由宇
2019年07月31日
ユカイ工学株式会社と、日本語の口語ベースの人工会話エンジンを開発するベンチャー企業であるシーマン人工知能研究所は、業務提携することを発表。共感する対話エンジン「ロボット言語」の共同開発などを行う。


ユカイ工学は「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、コミュニケーションロボットなどを企画・開発・販売する会社。コミュニケーションロボット「BOCCO」や、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」などの開発を行っている。

今回、両社は共感する対話エンジン「ロボット言語」の共同開発、およびユカイ工学による「日本語会話生成エンジン」の販売代理店事業の展開について、「来るべきロボティクス時代に向けて」業務提携すると発表した。

対話エンジン「ロボット言語」の共同開発は、2020年初旬のサービス開始を目指してユカイ工学が開発を進めている次世代版コミュニケーションロボット「BOCCO emo」上で動作することを目指して進められる。

「BOCCO emo」

これは、1999年7月29日に発売されたゲーム『シーマン』の20周年を記念して両社が決定したもの。シーマン人工知能研究所のクリエーターがエンターテイメント性の高い会話開発のノウハウを、次世代ロボット「BOCCO emo」に生かしていくとしている。

対話エンジンによるコミュニケーションのイメージ

本エンジンでは「共感」を1つのキーワードとして、独自の文法体系を持つ原始的な音声言語を開発。ユーザーがロボットとの共同生活を通じて次第にロボットの意図を理解するようになる体験を目指すとし、「学習工程と情緒教育の二面性を実現する、全く新しい同居型体験ロボット」となる予定とのことだ。

また、シーマン人工知能研究所が発表する「日本語会話生成エンジン」(2020年中リリース予定)を、ユカイ工学が販売していく代理店事業展開を予定する。これはシーマン人工知能研究所が2017年から開発している「オギルビー」という名称の自律型会話エンジンを、ロボット以外の様々な機器にライセンス提供してゆくものとなる。
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