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開幕に先駆けプレス向け試写を実施

ハイレゾで星空を堪能する「至福の15分間」 − ソニー「サウンド・プラネタリウム」明日開幕

2014/11/06 ファイル・ウェブ編集部
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ソニー製品を使用してハイレゾ音源とともに星空を体験できるイベント「サウンド・プラネタリウム 2014」(関連ニュース)が明日11月7日より銀座ソニービルで開幕。それに先駆けて本日、プレス向けの先行試写が行われた。イベント会期は12月25日まで。



同イベントでは、プラネタリウム・クリエーターの大平貴之氏が開発した「MEGASTAR-II」によるプラネタリウム映像と、煌めく星空の世界にあわせて選ばれたハイレゾ音源を、スピーカー「SS-AR1」2台とAVアンプ「TA-DA5800ES」で再生。映像投影には4K SXRDプロジェクター「VPL-VW1000」3台と業務用プロジェクター「VPL-FHZ700L」を使用し、客席正面だけでなく、天井にもCG映像を投写。業務用プロジェクターには魚眼レンズをつけ、より宇宙空間の広がりを感じさせる映像に仕上げる工夫を加えたという。

MEGASTAR-II

SS-AR1


VPL-VW1000

VPL-FHZ700Lには魚眼レンズを装着

イベントでは、「月への旅」をテーマにした約15分間の映像を上映。藤井フミヤさんのナレーションによるナビゲートとハイレゾ音源で来場者を宇宙へと誘う。ハイレゾ音源は会期の前半(11月30日まで)と、後半(12月1日〜12月25日)で異なる3曲ずつを使用。本日の試写会は会期前半用のプログラムで行われ、L’Arc〜en〜Ciel「READY STEADY GO」、マイケル・ジャクソン「Love Never Felt So Good」、藤井フミヤ「Another Orion(ライブ版)」が使用された。

ラルク「READY STEADY GO」で月へと飛び立ち、マイケル・ジャクソンの曲で宇宙空間を味わい、藤井フミヤ「Another Orion」とともに月から地球へと帰ってくるというプログラム


正面スクリーンだけでなく側面や天井にもプラネタリム映像が投影される

こちらは天井の様子


天井や側面もスクリーンに。正面と壁面との繋ぎ目部分のカーブのRなど細かい部分にも前回より気を配り、より映像に没入できるようにしたという

使用されるハイレゾ楽曲。会期後半はユニコーン「Feel So Moon」、平井堅の最新楽曲、藤井フミヤ「夜明けのブレス」の3曲を上演

本企画を統轄する、ソニー(株)Headquarters ブランド戦略部ブランドマネジメントグループ ゼネラルマネージャーの清水徹氏は、「昨年も非常に好評で、会場にお客様が入りきれないときも出るほどだった」とコメント。約65,000人を動員したという昨年よりも開催期間を長くとり、クリスマスまで会期を延長した背景を説明する。

ソニー 清水氏。「こうしたロマンチックなイベントをなぜクリスマスまでやらないのかという不満の声もいただいたことを受けて今年は会期を延ばした」とのことだった

そして「うれしいことにハイレゾの裾野が広がっている」と昨今の市場動向にも言及。「ハイレゾ普及のためには何よりも体験していただくことが大切。こうしたイベントでハイレゾをさらに広げていければと思っている」とし、「至福の15分間になっていると自負している」と今回のプログラムに自信を見せた。

プラネタリウム映像を投写する「MEGASTAR-II」を開発した大平貴之氏。ソニーから独立した経歴を持ち「古巣と一緒に作り上げたものを世に出せることは感慨深い」とコメント。「映像もパワーアップしているし、ハイレゾ音源もディティールが怖いくらい感じられる」と内容の質をアピール

ソニービル1階にもイベントの告知スペースを展開。ウォークマンとヘッドホンで今回使用されるハイレゾ音源をチェックすることも可能

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