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分析データを討論に活用

KDDI、元旦放送の「朝生」で「Twitter分析エンジン」のテレビ実証実験を実施

公開日 2010/12/20 18:29 ファイル・ウェブ編集部
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KDDI(株)および(株)KDDI研究所は、2011年1月1日未明に放送されるテレビ朝日の「朝まで生テレビ!元旦スペシャル」において、Twitterの投稿内容の自動解析ソフト「Twitter分析エンジン」の実証実験を行う。

同ソフトは、Twitterへの投稿を収集し、使用されている文章や単語を元に投稿内容を解析するというもの。例えば、日常のコメントに「学校」や「部活」、「宿題」などの単語が頻繁に見られるユーザについて年齢が「10代」で職業が「学生」と推測するなどする。過去の検証では、年齢は80.2%(20代は89.5%)、性別は78.3%、出身は72.6%など高精度に推定できることが確認されている。

今回の実験では、「@asamadetv2011」を含む投稿を分析し、リアルタイムで生放送の討論に反映させる。例えば「肯定的な意見は20代で○割、否定的な意見が○割」といったようなデータが提供されるという。

番組のテーマは「一億総“萎縮”社会」について。番組では、「日本を萎縮させたのは何か?」というテーマで12月21日15時からTwitter上での意見募集を開始する。また、当日の放送中にもつぶやきを随時分析し、その分析結果を参考にしながら司会の田原総一朗氏が討論をリードするという。なお、番組放映は1月1日午前1時30分から午前5時55分まで。

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