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ガジェットピーク輝度は滅多に使われなさそう

「iPhone 15 Pro Max」の画面はさらに明るくなるとの噂

Gadget Gate
2023/02/08 多根清史
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今年秋に発売が予想される新型フラッグシップのうち、最大サイズのハイエンドモデル「iPhone 15 Pro Max(あるいはUltra)」の画面がさらに明るくなり、ピーク輝度が前モデルの2,000ニトから2,500ニトに向上するとの噂が届けられている。

この噂は、iPhone 14全モデルに6GB RAMを搭載されること等を的中させたリーカー・ShrimpApplePro氏によるものだ。同氏は、iPhone 15 Pro Maxについて何度か情報を発信しており、先月も狭ベゼルで「非常に美しい」デザインになると述べていた。

また、ShrimpApplePro氏が引用しているツイート内の「M13」とは、別のリーカーが伝えていた「サムスン製の新型パネル」のことだ。数字の13は世代を意味しており、M11はGalaxy S23シリーズに採用されているという。つまりiPhone 15 Pro Maxのディスプレイは、サムスンの最新フラッグシップより2世代も新しい、と主張しているわけだ。、

もっとも、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏は米9to5Macに、この変更については何も聞いていないとコメントしている。とはいえ、新世代のパネルを使わなくとも、最大輝度をアップする方法はいくつか存在している。たとえば微細なレンズのレイヤーを追加するマイクロレンズアレイ(MLA)や、偏光板を取り除くCOE(Color Filter On Encapsulation)等である。

この噂話が本当だとしても、2,500ニトもの最大輝度は、おそらく屋外の明るい環境のみで使われることになるだろう。通常の環境では、バッテリー持続時間を延ばしディスプレイを消耗させないため、前モデルと同じ1,000ニトに抑えられると思われる。

こうしたiPhone 14 Pro Max限定の特別仕様は、アップルがiPhoneのASP(平均価格)を押し上げるため、Proとより高価なPro Maxの格差を広げるとの予想とも符合している。ほか、高倍率の光学ズームを実現するペリスコープ望遠レンズも、Pro Maxのみになると確実視されているが、それ以外にもProとの違いは設けられるのかもしれない。

Source: ShrimpApplePro(Twitter)
via: 9to5Mac

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