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シリーズ史上最もコンパクト、別売プリンターで印刷

手のひらチェキ「INSTAX Pal」登場。プリント機能を省いた“撮影特化“モデル

公開日 2023/09/21 19:00 編集部:成藤 正宣
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富士フイルムは、インスタントフォトシステムINSTAX “チェキ” シリーズから、手のひらサイズのコンパクトモデル「INSTAX Pal」を2023年10月5日に発売する。

カラーバリエーションは、ミルキーホワイト/パウダーピンク/ピスタチオグリーン/ラベンダーブルーの4色と、メタリックな表面仕上げのジェムブラックの計5色をラインナップ。価格はオープンだが、ジェムブラックのみ17,600円前後、その他4色は14,300円前後での実売が予想される。

「INSTAX Pal」(ジェムブラック)

ミルキーホワイト/パウダーピンク/ピスタチオグリーン/ラベンダーブルー

また、本体に合わせた5色展開の専用カラビナ付シリコンケース、およびINSTAX miniフォーマットの対応フィルム「SOFT LAVENDER(ソフト ラベンダー)」も同時発売。ケースはブラックのみ2,530円前後/その他4色が2,200前後、フィルムは900円前後での実売が想定される。

「INSTAX Pal」専用ケース

「SOFT LAVENDER(ソフト ラベンダー)」

従来INSTAXシリーズが内蔵していたプリント機能を切り離し、「撮影」に特化することで、気軽に持ち運びしやすい手のひらサイズのコンパクトボディを実現したモデル。撮影した写真はBluetooth経由で専用スマートフォンアプリに転送/管理し、印刷も別売りのスマホプリンター「INSTAX Link」シリーズなどにBluetooth接続して行う仕組みとなっている。

本体正面には画角約16.25mm(35mmフィルム換算)の広角レンズとフラッシュ、背面にはシャッターボタンを配置。スマホでは撮りにくい高い位置からの撮影や角度をつけたアングルでも、背景まで入れた迫力ある写真を、片手で簡単に撮影できるとする。

手のひらサイズで、様々なアングルからの撮影を片手で行える

また専用アプリと連動することで、構図をスマホの画面で確認しながら撮影できる「リモート撮影」、3秒間隔で連続撮影できる「インターバル撮影」が使用可能。このほかにもアプリには、18種類のフィルターによる写真の加工や、SNSでのシェア、アプリで録音した音声をオリジナルのシャッター音として登録するといった機能を搭載している。

リチウムイオン電池を内蔵し、1回の満充電で約240枚の撮影が可能。充電端子として本体背面にUSB Type-Cを搭載する。約50枚の撮影画像を保存できるメモリも備えるほか、microSDカードスロット1基も搭載する。

本体に合わせたカラーの「多機能リングアクセサリ」が同梱。本体上部に取り付けて簡易ファインダーとしたり、本体をのせてスタンドにする、落下防止ストラップとして使うなど複数の用途に活用できる。

簡易ファインダーやスタンドとして使える「多機能リングアクセサリ」が付属

シャッタースピードは1/4 - 1/8000秒、ISO感度は100 - 1600の範囲で自動的に切り替わり、露出/ホワイトバランスも自動制御となる。撮影可能距離は19.4cm〜。本体の外形寸法は約42.3W×44.4H×43.0Dmm(突起部除く)、質量は約41g。

同時発売となる専用カラビナ付シリコンケースは、本体色に合わせたホワイト/ピンク/グリーン/ブルー/ブラックの5色展開。ブラックのみ、異なる色味が混じり合うマーブル調仕上げとなっている。

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