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Auracastや防水にも対応

Nothing、CMF初のポータブルスピーカー「Speaker S/M」。牛乳パック着想のデザインを採用

公開日 2026/10/14 11:45 編集部:原田郁未
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Nothing Technology Japanは、CMF by Nothingブランド初のポータブルBluetoothスピーカー「CMF Speaker S」「CMF Speaker M」を発売した。価格はSpeaker Sが9,800円、Speaker Mが17,800円(ともに税込)。カラーはいずれもホワイト、ダークグレー、オレンジ、ターコイズの4色を用意する。

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CMF Speaker S
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CMF Speaker M

両モデルは、直線を生かしたジオメトリーデザインを採用したポータブルスピーカー。Bluetooth 6.0およびAuracastに対応するほか、USB-Cオーディオ入力も装備している。携帯性を重視したSpeaker Sと、より高出力なSpeaker Mの2サイズを展開する。

CMFは、Nothingのサブブランドとして2023年9月に発足。「良いデザインを、すべての人に。」を掲げ、Color=色、Material=素材、Finish=仕上げにこだわった製品を展開してきた。今回、初めてスピーカーカテゴリーへ参入する。

外観には、牛乳パックのシャープなラインや形状から着想を得た「ミルクカートン」フォルムを採用。直線的なシルエットにより、室内になじみながら屋外でも存在感を放つデザインを目指したという。Speaker Sは、上部にストラップやカラビナを取り付けられるアタッチメントポイントを装備。Speaker Mは上部に一体型ハンドルを設け、室内外へ持ち運びやすい構造とした。

両モデルとも牛乳パックのようなデザインが特徴的

両モデルともフロントパネルと操作ダイヤルを交換でき、4色のパーツを組み合わせて外観をカスタマイズ可能。公式の3Dデザインファイルを使い、ユーザー自身がカスタムパーツを3Dプリントすることにも対応する。背面のトグルでフロントパネルのロックを解除し、ダイヤルとパネルを取り外せる設計となっている。

前面には、LEDステータスライト付きの電源ボタンと操作ダイヤルを配置。ダイヤルを回して音量を調整できるほか、1回押しで再生/一時停止、2回押しで次曲、3回押しで前曲へ移動する。長押しには「ウルトラベース」または「ワイドサウンドステージ」の切り替えを割り当てられる。背面にはBluetoothペアリング用とAuracast用の専用ボタンも備える。

Speaker Sは、カスタムチューニングした45mm径フルレンジドライバー1基と、パッシブラジエーター2基を搭載するコンパクトモデル。出力は10W RMS、周波数特性は70Hz - 20kHzとなる。パッシブラジエーターで低域の量感を高め、小型筐体ながら広がりと迫力のあるサウンドを追求したという。

外形寸法は85W×130.5H×44Dmm、質量は334g。内蔵バッテリー容量は2,600mAhで、ウルトラベースON時の再生時間は音量50%で最大18時間、音量80%で最大5時間となる。フル充電時間は約2.5時間。

Speaker Mは、70mm径ウーファーと16mm径トゥイーターを組み合わせた密閉型の2ウェイモデル。デスクやリビング、人が集まる場面などでの使用を想定する。出力はウーファー部が25W RMS、トゥイーター部が10W RMSの合計35W RMS。周波数特性は60Hz - 20kHzとなる。低域と高域をそれぞれのドライバーで受け持ち、深みのある低音とクリアな高音、ボーカルや楽器の分離感を追求したとしている。

外形寸法は85W×220H×54Dmm、質量は602g。バッテリー容量は4,900mAhで、ウルトラベースON/音量50%時に最大18時間、音量80%時に最大4時間再生できる。フル充電時間は約3時間となる。

両モデルには、再生中の音を継続的に解析し、出力やEQをリアルタイムに最適化する「アダプティブチューニング」を搭載。アプリを操作していない状態でも、楽曲や音量に応じたサウンドバランスを維持するという。低音を強化する「ウルトラベース」は、全体の明瞭さを保ちながら低域に厚みを加える機能で、オン/オフを切り替えて利用できる。

「ワイドサウンドステージ」は、音の広がりや分離感、奥行き感を高める機能。単体でも広い音場を目指すほか、2台によるステレオ再生時には、より立体的なサウンドを楽しめるとしている。

夜間向けの「ナイトモード」も用意し、音量を最大60%に制限するとともに深い低域を抑え、就寝前などに適した再生バランスへ切り替えられる。

Android/iOS向けの「Nothing X」アプリに対応し、EQや各種サウンド機能、本体ダイヤルの長押し操作の設定、ファームウェアアップデートなどを一元管理できる。EQプリセットは「バランス」「低音強調」「高音強調」「ボイス」の4種類。カスタムEQも備え、好みに合わせて音質を調整できる。

アプリでEQ設定が可能

Speaker S同士、またはSpeaker M同士を2台組み合わせる「ステレオモード」に対応。左右のチャンネルを分けて再生し、単体時よりも広い音場を楽しめるという。

Auracastを利用した「パーティーモード」も搭載し、接続範囲内の複数の対応スピーカーで同じ音楽を同期再生できる。

同社によると、対応する他社製Auracastスピーカーとの連携も可能だという。ホームパーティーやバーベキュー、ビーチ、キャンプなど、広い場所へ音を届けたい場面での活用を想定する。

BluetoothはVer.6.0で、対応コーデックはAAC/SBC。Auracast利用時にはLC3にも対応する。メーカーの試験では、障害物のない環境で100m以上の通信距離を確認したとしている。実際の通信距離は、障害物や電波干渉などによって変化する。

対応するスマートフォンを本体側面にかざして接続するNFCペアリングに加え、Google Fast Pair、Microsoft Swift Pairもサポート。2台の機器に同時接続できるマルチポイントにも対応し、スマートフォンとPCなどの接続先を再ペアリングせずに切り替えられる。

USB-C端子は、充電に加えてデジタルオーディオ入力にも対応。対応するスマートフォンやPCをケーブルで接続し、有線で音楽を再生できる。USB-C経由ではロスレス伝送が可能で、同社によると遅延は60ms未満としている。

BluetoothとUSB-Cの両方が接続されている場合は、本体のBluetoothボタンで入力を切り替えられる。また、外部電源への接続中は、ペアリング済み機器が再接続するとスリープ状態から自動起動する「ウェイクアップ機能」を利用できる。

両モデルともIP68準拠の防塵・防水性能を備え、メーカーの試験条件下では、水深1.5mで最長30分間の水没に耐えられるとしている。急速充電にも対応し、10分間の充電で最大1時間の再生が可能。携帯性と耐環境性能を備え、室内からアウトドアまで幅広い場面で使える仕様とした。

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