SHANLING、真空管搭載DAP「M7T Master」。AKMセパレートDAC/最大1020mW出力
MUSINは、同社が取り扱うSHANLINGブランドより、真空管搭載Androidポータブルオーディオプレーヤー「M7T Master」を10月9日(金)に発売する。価格は197,010円(税込)で、10月2日(金)より予約受付を開始する。
「M7T Master」は、既存モデル「M7T」をベースに、音の厚みや空間の広がり、細部の見通しをさらに磨き上げたというリファインモデル。AKMのセパレートDACシステムや2基のJAN6418真空管、ヘッドホンアンプを搭載し、最大1020mW(32Ω負荷時)の出力を実現。PCM 768kHz/32bit、DSD1024の再生にも対応する。
基本設計はM7Tを継承しつつ、電源制御と使用部品を再検討。新たに単結晶銅の内部配線と3段階ゲインを採用し、M7Tのニュートラルなサウンドを軸に、自然な厚みや見通しの良い音場、細部の描写力を高めたとしている。
DAC部には、AKM製「AK4498EX」を2基と「AK4191」ΔΣモジュレーターを組み合わせたデジタル/アナログ分離構成を採用。アナログ回路には2基のOPA2211、2基のMUSES8920、4基のBUF634Aを搭載し、内部配線にも単結晶銅を用いる。クロックにはKDS製アクティブ水晶発振器を採用し、SHANLING独自の第4世代アルゴリズムと組み合わせることで、クロック精度の向上とジッター低減を図った。
また、真空管にはJAN6418を2基搭載し、「Tube Mode」と「Transistor Mode」の切り替えに対応。楽曲や好みに応じて2種類のサウンドを選択できる。また、真空管にはマイクロフォニックノイズを抑える専用の制振構造も採用している。
出力端子は3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスを装備。トランジスタモード時の最大出力は、3.5mmが260mW@32Ω、4.4mmが1020mW@32Ωとなる。
3段階のゲイン調整により、高感度イヤホンから駆動力を必要とする大型ヘッドホンまで幅広く対応するという。また3.5mm S/PDIF出力にも対応し、外部DACへのデジタル出力も行える。
OSにはAndroid 13を採用し、各種音楽再生/ストリーミングアプリをインストール可能。独自の「AGLO(Android Global Lossless Output)」により、Android側の一律なサンプリングレート変換を回避し、対応アプリの音声を本来のレートでオーディオ回路へ受け渡すとしている。
そのほか、SoCにはQualcomm Snapdragon 665を搭載。6GB RAM、128GB ROMを備えるほか、最大2TB対応のmicroSDカードスロットを搭載する。
Bluetooth 5.0にも対応し、送信コーデックはLDAC/aptX HD/aptX/AAC/SBC、受信はLDAC/SBCをサポートする。Wi-Fiは2.4GHz/5GHzのデュアルバンド対応。
ディスプレイは5.0インチで、解像度は1080×1920。筐体はアルミニウムの単一ブロックから削り出した構造を採用し、本体サイズは129×77.5×21mm、質量は319.8gとなる。
バッテリー容量は7000mAh。連続再生時間は3.5mmシングルエンド出力で最大14.5時間、4.4mmバランス出力で最大12.5時間、Bluetooth送信時で最大66時間としている。QC 3.0およびPD 2.0による最大18Wの急速充電にも対応する。
なお本モデルの発売を記念して、10月2日(金)から11月8日(日)まで「M7T Master買い替えキャンペーン」も実施。e☆イヤホンおよびフジヤエービックの対象店舗で買取が成約した場合、M7T Masterを20,000円引きで購入できる。詳細な適用条件は各店舗で案内される。

