SHANLING、ダイナミック型イヤホン「Moria」。60層チタンコーティング振動板を搭載
MUSINは、同社が取り扱うSHANLING(シャンリン)より、シングルダイナミックドライバーイヤホン「Moria(モリア)」を8月25日(火)に発売する。予約受付は8月18日(火)11時より開始。価格はオープンだが、税込116,820円前後での実売が予想される。
Moriaは、10.2mm径のチタンメッキ振動板を搭載するインイヤータイプの有線イヤホン。シングルダイナミックドライバーという王道のカテゴリーに、現代的な素材と緻密な製造技術を投入したモデルとしている。
振動板には、PEEKを基材とし、60層以上のチタンコーティングを施したハイエンドクラスのユニットを採用する。低温真空環境下で、高密度プラズマにより金属原子を振動板表面にスパッタリングすることで、均一で安定した成膜を実現するという。低温成膜によりPEEK基材の特性を維持しつつ、被膜の厚さや層数を精密に制御することで、理想的な音響性能を目指し、解像度や音響特性の向上を図った。
内部構造には、3つのチャンバー設計を採用。従来のシングルダイナミックイヤホンの構造に、独立した2つのリアチャンバーを追加した形となっている。さらに、内外に配置したデュアルマグネットと前後の導磁板を組み合わせたデュアル磁気回路を構築し、自然なダイナミクス表現を追求したとしている。

筐体には、高精度CNC加工によるチタン製一体筐体を採用。チタンの高強度かつ軽量な特性により、不要な共振や雑振動を抑制し、音の輪郭を濁らせる要因を低減すると説明する。また、独自のスターリングアコースティック・チャンバー設計により、筐体内部に生じやすい定在波や気流の経路を適切に処理し、安定した音場と正確な定位を目指した。
フェイスプレートには、特殊な複合加工技術で製作したチタニウム・アイスクリスタル加工を施す。結晶のようなテクスチャーとチタン合金の質感を融合させ、光を受けるたびに氷晶の欠片がきらめくような、多層的な表情を描き出すとしている。フェイスプレートは1枚ごとに異なるテクスチャーを持つ。
付属ケーブルは、5N長結晶無酸素銅(LC-OFC)銀メッキ線材を導体に採用する。高純度な銅素材に銀メッキを施すことで、信号伝送時のロスを抑え、音の透明感や高域方向の伸び、細部の描写力向上を図ったとしている。ケーブル長は130±5cmで、コネクターは2Pin(0.78mm)、プラグは4.4mmバランス仕様。
周波数特性は20Hz - 40kHz、インピーダンスは48Ω、感度は117±3dB。質量はイヤホン片側あたり約7.6g。

