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「NHKが直面している課題は明白」

NHK、新会長に内部出身の井上樹彦氏が就任。1月25日より

公開日 2025/12/09 10:46 編集部:太田良司
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NHKは、2026年1月25日からの次期会長として、現副会長の井上樹彦氏を任命することを決定した。任期は3年間。12月8日の経営委員会において決定されたもので、現会長の稲葉延雄氏は2026年1月24日をもって退任となる。

井上氏は1980年に早稲田大学第一文学部を卒業し、NHKに入局。長崎報道局放送部を振り出しに、報道局取材センター、報道局編成センター長、報道局編集主幹、編成局長などを歴任。2023年に副会長となっていた。

本件に際し井上氏は、「社会環境やメディア状況が大きく変わろうともNHKには、正確な情報を伝え、豊かなコンテンツを届ける変わらぬ使命があります」と立場を明確にしつつ、「いまNHKが直面している課題は、ネット対応や国際問題、次代を担う人材の育成、受信料収入の維持など明白です」とコメント。「経営陣を一つのチームととらえ、NHKグループ全体でこうした課題に総力戦で立ち向っていきたい」との考えを示している。

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