KEF、独自のUni-QドライバーやMAT技術を投入した埋め込みスピーカー「Ci5120QLM-THX」「Ci3120QLM-THX」
KEFは、ホームシアター向け埋め込みスピーカー「Ci5120QLM-THX」と「Ci3120QLM-THX」を11月13日(木)に発売する。希望小売価格は、Ci5120QLM-THXが242,000円、Ci3120QLM-THXが198,000円(ともに税込・1台)。
同製品は、同社のリファレンス級スピーカーでも採用される音響技術を投入し、ホームシアター環境における高い再現性と臨場感を目指し設計されたという。ホームシアター用機材の認定プログラムである「THX Ultra」認証(Ci5120QLM-THX)、「THX Select」認証(Ci3120QLM-THX)をそれぞれ取得しており、部屋の広さに応じたシアタークラスの音響再現を可能にしたという。
両製品とも、ドライバーには同社開発の12代目Uni-Qドライバーを搭載し、点音源として動作することで音の広がりと定位の安定性を確保するという。さらに、メタマテリアル吸収技術(MAT)を採用し、ツイーター背面に生じる不要な音波を効率的に吸収し、高域の歪みを抑えたクリアな再生を実現したとする。
低域にロングスロー性能と極めて低い歪み率を実現したという特別設計の120mmバスドライバーを採用。Ci5120QLM-THXには同ユニットを4基、Ci3120QLM-THXには2基を搭載している。
また、振動対策としてフレキシブル・デカップリング・シャーシを採用し、周囲からの不要振動を最小限に抑えるという。加えて、再設計されたツイーターギャップダンパーが共振を抑制し、クリアさとディテールを大幅に向上させるとしている。
設置性にも配慮し、超薄型ベゼルデザインを採用。マグネット式メタルグリルは塗装にも対応し、壁面に馴染みインテリアに合わせたカスタマイズが可能としている。また、IP64認証の防塵・防滴性能も備えている。



