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快適な装着感と高い没入感をアピール

シャープ、パンケーキレンズ搭載で約198gのVRグラス「Xrostella VR1」。11月下旬よりクラファン開始

公開日 2025/10/31 13:23 編集部:原田郁未
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シャープは、軽量設計と高精細表示により、快適な装着感で高い没入感を味わえると謳うVRグラス「Xrostella VR1(クロステラ ブイアールワン)」を発表。クラウドファンディングプラットフォームGREEN FUNDINGにて、11月下旬以降にプロジェクトを実施することをアナウンスした。価格は現段階では未定だが、150,000円前後を予定しているという。

「Xrostella VR1」本体と付属コントローラー

本製品は、PCまたはスマートフォンと有線接続で使用するVRグラス。特徴のひとつに約198gの軽量設計をあげており、長時間装着しても疲れにくく、VR空間に没頭し続けられるとしている。また、ゴーグル型ではなくメガネ型デザインを採用したことで着脱が容易だといい、すき間時間にも気軽に利用できる取り回しの良さも訴求する。

本体には、片眼2,160 × 2,160 最大90Hz可変式の液晶ディスプレイと、薄型で光効率の高いパンケーキレンズを搭載。これにより、細部まで鮮明に描写したリアリティあふれる映像を楽しむことができ、スマホと接続すれば、画面をグラス上に大きく表示して視聴できると説明する。

またPC接続時には、内蔵のカメラが周囲の空間を認識・マッピングするインサイドアウト方式の6DoFトラッキングに対応。装着者の位置や頭部の動きなどを上下・左右・前後の6方向で検出し、歩行や傾きなどをリアルタイムにVR空間に反映。同梱のコントローラーで手の動きをセンシングし、物をつかんだりメニュー選択などの操作を直感的に行えるとしている。

マイクやスピーカーも内蔵し、VR空間での会話や音声コンテンツも使用可能。瞳孔間距離と視度を調整できる機構も備えており、レンズを回すことで近視のユーザーでもピントを合わせられる。瞳孔間距離は58 - 71mm、視度は0.0Dから-9.0Dまでの範囲で調整可能。

外形寸法は70.6W×160.7H×106Dmm。

 

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