HOME > ニュース > 水月雨、リング型平面駆動ドライバー搭載ノイキャン完全ワイヤレスイヤホン「SPACE TRAVEL 2 Ultra」。実売約6230円

10月17日発売

水月雨、リング型平面駆動ドライバー搭載ノイキャン完全ワイヤレスイヤホン「SPACE TRAVEL 2 Ultra」。実売約6230円

公開日 2025/10/16 13:29 編集部:原田郁未
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

水月雨(MOONDROP)は、特許取得済みの13mmリング型片面駆動平面磁界ドライ
バーを搭載する完全ワイヤレスイヤホン「SPACE TRAVEL 2 Ultra」を10月17日に発売する。価格はオープンで、市場では税込6,230円前後での実売が予想される。

SPACE TRAVEL 2 Ultra

同モデルは、特許を所得した13mmリング型片面駆動ドライバーを搭載。2024年から展開している「夢回」シリーズで培った超高リニアリティ平面磁界型ドライバー技術を継承しているとのこと。デュアルサラウンドと平面磁界回路という構造によるワイドレンジ再生・低い歪率を維持しつつ、生産効率を高めることで低価格を実現させ、多くのユーザーに届くように開発されたという。

13mmリング型片面駆動ドライバーは、磁気回路をN55ネオジウム磁石と極細CCAWボイスコイルで構成。これにより、高い変換効率と低い歪率、滑らかな高域の伸びを実現したとアピールしている。また、DSPチップによる音質の最適化も施され、「HiFi レベルの音質をしっかりと体験」できるという。

内部構造のイメージ

BluetoothはVer.6.0に対応。コーデックはSBC、AAC、LDACをサポートし、最大96kHz/24bitのハイレゾ伝送が可能。連続再生時間は約7時間(AAC接続時)となる。

ノイズキャンセリング機能は、フィードフォワード方式のみを採用。ノイズ低減効果の有効帯域は従来のSPACE TRAVELシリーズから36%向上した。SoCチップと平面駆動ユニットの組み合わせで、音質への影響を最小限に抑えつつデュアルフィードに近いノイズリダクション効果を発揮するという。

さらに、NPUコア内蔵チップとAIノイズキャンセリング(ENC)により、騒がしい環境でもクリアな通話が行えるよう配慮。

そのほか、55msの低遅延性を実現した「ゲームモード」も搭載。TWS Mirroringによる片耳/両耳の自動切替や、マルチポイント接続にも対応する。

スマートフォンアプリ「MOONDROP GLOBAL」を使うことで、パラメトリックEQによる音質調整や、ワンタップでの自動EQチューニングも可能。他ユーザーのEQプリセット共有にも対応している。また、音声操作AI「水月友希(Beta)」を搭載し、音質調整や操作設定を音声で行える。

アプリと連動し、自分好みにチューニングできる

デザイン面では、浅めの装着設計により耳への負担を軽減。小さめの耳にもフィットし、長時間使用でも快適に装着できるとしている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック