Bang & Olufsen、アルミ仕上げの完全ワイヤレスイヤホン「Beo Grace」を発表。約18万円
Bang & Olufsen(バング&オルフセン)は、ノイズキャンセリング機能などを強化した完全ワイヤレスイヤホン「Beo Grace(ベオ グレイス)」を11月17日(月)に発売する。価格は183,000円(税込)。一部のBang & Olufsen専門店と公式オンラインストアにて、9月30日(火)より先行予約受付開始を予定している。
創立100周年を迎えたBang & Olufsenは、新作イヤホン「Beo Grace」を発表した。同ブランドを象徴する耳掛けイヤホン「A8」のデザインを再解釈し、特徴的な金属製ステムを「“小型化”という革新によってワイヤレス時代へと導いた」と説明する。
各イヤーピースは研磨されたアルミニウムから削り出され、真珠吹き加工が施されたアルミニウムケースに収められ、「精密な音響を兼ね備えた、耳のためのシルバージュエリーのようなイヤホン」とアピールしている。
ドライバーは12mmチタンを採用し、新しい音響アーキテクチャにより深みのある低音と繊細でクリアな高音を実現したという。周波数帯域は10 - 20 kHz。Dolby Atmosに向けて最適化されており、空間オーディオにも対応する。
ANC機能は前モデルから4倍に向上しているが、耳へのヒスノイズや不自然な圧迫感は一切なく、自然な静けさをもたらすとしている。2024年9月に発表されたヘッドホンBeoplay H100に採用されたノイズキャンセリングの自動調整機能「EarSense」を搭載する。
充電ケースは、USB-Cまたはライン入力端子を備えたデバイスに接続するだけで、低遅延でイヤホン本体へストリーミングできる機能を搭載。飛行機でエンタメを楽しむとき、ノートパソコンで番組をまとめてみるときなどに最適だという。
イヤーチップは楕円形に刷新され、フィット感と密閉性が向上。防塵・防水性能のIP57を備え、外出先での使用にも最適とのこと。操作はイヤホン本体ではなく、耳の近くの肌を軽くタップする「NearTap」を採用する。
Beo Grace専用の上質なレザーを使用したポーチも用意する。充電ケースを包み込むようにスムーズに折りたためる自然に手になじむソフトな質感で、カラーバリエーションはチェリーレッド、シーシェルグレイ、インフィニットブラックの3色を揃える。価格は税込46,000円。
Bluetoothはバージョン5.3に準拠し、AAC/SBC/LC3コーデックをサポート。2台のデバイスと同時待受できるマルチポイントに対応する。連続再生時間は、ANCオン/AACコーデック再生で最長約4.5時間、充電ケース併用で約17時間。急速充電機能により5分の充電で約2時間30分の再生が可能。質量は片側約6g、ケースが約65g。



