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I2Sデジタルケーブル「OL8」も同日発売

ONIX、据え置き型DAC「Zenith XDA20」。同ブランド製SACDトランスポートと外観/仕様がマッチ

公開日 2025/07/25 11:00 編集部:岡本雄
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MUSINは、同社取り扱いブランドONIXから、据え置き型DACZenith XDA20」、およびI2Sデジタルケーブル「OL8」を725日(金)より発売する。価格はいずれもオープンだが、Zenith XDA20が税込359,370円前後、OL8が税込4,950円前後での実売が予想される。

ONIX「Zenith XDA20」

今年の6月に発売された同ブランドのSACDCDトランスポート「Zenith XST20」とのセットアップを想定した据え置き型DACESS社のフラグシップDACチップ「ES9039PRO」をデュアル構成で採用することで「業界屈指の高解像度を誇るD/A出力」を実現、原音に忠実なサウンドを再生するとしている。対応サンプリングレートは、USBおよびI2S入力時で最大768kHz/32bitDSD512

I/V変換には、オペアンプ「OPA16118基を中心とした独自開発のハイスピードアーキテクチャー「Brighton」を搭載することで、信号の低ノイズ化・高解像度化に寄与。アンプ回路には、TEXAS INSTRUMENTS製「TPA6120A2」を採用。これによって、広帯域再生や低ノイズ性能、優れたダイナミックレンジを実現しつつ、高い出力性能を確保しているとのこと。

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ESS社フラグシップDACチップ「ES9039PRO」をデュアル構成で採用
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オペアンプ「OPA16118基を中心とした独自開発のハイスピードI/Vアーキテクチャー「Brighton」を搭載

電源部には、ピュアオーディオ製品に採用されることが多いというTalema製トロイダルトランス(15W+25W)を採用。クリーンでパワフルな電源パフォーマンスを実現したとする。また、電源部のノイズ対策としてVISHAY社の3300μF/63V大容量コンデンサを4基導入。原音忠実性を確保しながら、電源供給の効率と安定性も兼ね備えた。

出入力端子は、さまざまニーズと多様なシステムセットアップの可能性を確保すべく幅広いタイプを用意。入力端子は、同軸デジタル/光デジタル/BNCAES/EBUUSB-DAC入力/I2Sの合計6系統を装備。特にI2S接続を用いることで、XST20とのフルスペックでのセットアップを実現すると謳う。USBインターフェースにはXMOS製チップ「XU316」を採用する。

出力端子としては、RCAXLRのラインアウト/プリアウトを備え、アクティブスピーカーやパワーアンプへと接続することも可能。さらに、フロント部には6.35mmヘッドホン出力を装備する。

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電源部にTalema製トロイダルトランス採用でパフォーマンス向上
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VISHAY社の大容量コンデンサ4基で低ノイズ化

筐体はXST20と同様、CNC切削加工によって成形。筐体フロントパネルには視認性に優れる3.4型のカラーディスプレイを実装しており、ステータス状況や設定を素早く確認できる。

周波数特性は20Hz - 40kHz-0.5dB)、THD+N<0.0003%RCA:@2.1VrmsXLR:@4.2Vrms6.35mm:@1Vrms)、S/N比は、RCA123dBXLR127dB6.35mm120dB6.35mmヘッドホン出力のインピーダンスは3.3Ω。外形寸法は320W×62H×240Dmm、質量は約5.7kg

背面端子部

同時発売のアクセサリー「OL8」は、XST20XDA20のI2S接続に活用できるデジタルケーブル。線材には高純度無酸素銅(OFC)を採用することでピュアな信号伝送を実現。芯線には特殊な加工処理を施すことで耐久性を強化しているという。ケーブル長は100±3cm。

I2Sデジタルケーブル「OL8」

 

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