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ジェネレックは「スイートスポット入れ替わり体験」試聴会など開催

<OTOTEN>D&Mのハイエンド機が堪能できるイベントに人気殺到/クリプトン、小型スピーカーで“箱庭デスクトップ”提案

公開日 2025/06/21 18:30 編集部:杉山康介
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オーディオ・ホームシアターの展示会イベント「OTOTEN2025」が、本日6月21日(土)、22日(日)の2日間にかけて東京国際フォーラムにて開催される。本項ではD棟1階のD&M、ガラス棟5階のジェネレック、クリプトンのブースの模様を紹介する。

D&Mイベントは開幕から満員御礼。レアなAudioquestイベントも

D&Mホールディングスは、同社デノン・マランツブランドや、B&W・DALI・Audioquestのハイエンドモデルを堪能できる催しを、2日間にわたってたっぷりと実施する。

口開けはデノンサウンドマスター・山内慎一氏によるデノンのトップモデル “3000シリーズ” ×B&W「801 D4 Signature」の試聴会だったが、初回から満員御礼なだけでなく、早い時間から並ぶ参加者が出るほどの盛況ぶりを見せていた。

デノン・マランツのハイエンド機が一堂に会す

さらにヒゲダンの空間オーディオミックスを手がけるエンジニア・古賀健一氏を招いてのホームシアターセミナーなども行われるほか、明日22日には「あなたの知らないケーブルの世界」と題するAudioquestのイベントを実施。OTOTENではハイエンドケーブルのメーカーも出展しているが、Audioquestに焦点を当てた催しは滅多にないので、気になる方はこの機会をお見逃しなく。

ジェネレックは8381A、8351Bのステレオ環境にフォーカス

G508に出展したジェネレックは、弩級のメインモニター「8381A」や3ウェイ同軸モニター「8351B」による試聴を実施。同社スピーカーはプロのイマーシブ制作現場でも多数採用されているが、今回は8381Aや8351Bにフォーカスをあてたステレオシステムの展示を行うとのこと。

同社も2日間にわたって多くのイベントを実施するが、ユニークなのが岩井喬氏、土方久明氏による試聴会だ。基本的に少人数制の試聴会となるが、各回先着6名に限りスイートスポットの座席を入れ替わって、聴こえ方の違いを確かめることができるという。

セミナー・試聴会ともに開始90分前より整理券の配布がスタートするため、スイートスポットの入れ替わり体験をしてみたい方はイベント時間のチェックをお勧めしたい。

ホームオーディオ向け“Gシリーズ”の展示も

昨日発売の「KS-11GN」お披露目。デスクトップ環境を提案

クリプトンは、コンパクトアクティブスピーカー “KSシリーズ” やパッシブスピーカー “KXシリーズ” を駆使したデスクトップ・ニアフィールド環境を展開する。

メインの試聴には「KS-55HG」を用いつつ、昨日より販売開始したばかりの小型アクティブスピーカー「KS-11GN」による、デスクトップオーディオ環境も構築。希望者はスタッフに声をかければ聴くことが可能だ。

同社は「デスクトップには大型システムとは違う、箱庭的な良さがある」としており、その範疇で音を良くしていくためのアクセサリー製品も開発中だという。今回の試聴セットでもKS-11GNサイズのスピーカースタンドが使われていたりと、発売に向けて鋭意準備中とのこと。

KSシリーズで箱庭デスクトップ環境を提案

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