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「DEQ-7000A」「DEQ-2000A」

カロッツェリア、Class Dアンプ装備の車載用デジタルプロセッシングユニット2機種

公開日 2025/05/08 16:42 編集部:松永達矢
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パイオニアは、カロッツェリアブランドより、Class Dアンプを備えたデジタルプロセッシングユニット「DEQ-7000A」を9月に、「DEQ-2000A」を12月に発売する。価格はDEQ-7000Aが税込126,500円、DEQ-2000Aはオープン価格で税込40,800円前後での実売が予想される。

「DEQ-7000A」

車両の純正オーディオシステムを活用しつつ、より高音質な音楽を楽しみたいというニーズのもとに開発されたデジタルプロセッシングユニット。車両の純正オーディオシステムやナビゲーションシステムに、タイムアライメントやイコライザー、出力レベルの調整など多彩な音響調整能力を追加でき、専用のスマートフォンアプリやWindows PCソフトウェアを使った直感的な操作で理想の音響空間を構築することができるとアピールする。

ラインナップは豊富な入出力端子を備えたハイレゾ音源対応のハイグレードモデルDEQ-7000Aと、専用のセッティングデータで手軽に最適な音場を構築できるエントリーモデルDEQ-2000Aの2種類を用意。なお、エントリーモデルのDEQ-2000Aは、株式会社オートバックスセブンの協力を得て開発を行ったとのことで、7月から全国のオートバックス店舗での先行発売を予定している。

「DEQ-2000A」

ハイグレードモデルのDEQ-7000Aは、テキサス・インスツルメンツ社製 120W×8ch Class Dアンプを搭載。4chRCA入力/10chRCA出力からなる、純正システムなどとの接続を可能にするスピーカーラインの入出力や、外部機器との接続が可能なRCA出力を持つオーディオシステムと本格的なサウンドシステムを構築するRCA入出力までを装備。幅広いシステム展開も可能な入出力系統を備えたと謳う。

アンプやスピーカーシステムなど本格的なオーディオシステム構築にも対応可能な10系統の4.0Vハイボルテージプリアウトを備えるほか、同軸/光デジタル、デジタルオーディオプレーヤーの接続に対応したUSB-DAC入力、Bluetooth接続のサポートなど様々なメディアの再生を可能にする入力を装備。また、本体に接続した音楽ソースも直接容易に操作可能なワイヤードリモコンも付属する。

エントリーモデルのDEQ-2000Aは、テキサス・インスツルメンツ社製 80W×4ch Class Dアンプを搭載。4入力、6出力のRCA端子を搭載するほか、Bluetoothによるワイヤレス接続にも対応する。また、音質補正機能として、車種ごとの車室内音響特性に合わせてチューニングした「サウンドチューニングデータ(代表車種:20車種)」を使った手軽な音質向上を実現。「サウンドチューニングデータ」は、カロッツェリアホームページから無料でダウンロードできる。

DEQ-7000A/2000Aの外形寸法は200W×47H×169Dmm。質量はDEQ-7000Aが1.65kgで、DEQ-2000Aが1.60kg(ともにコード含まず)。

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