Austrian Audio、最上位ヘッドホンとプレミアムアンプの限定セット「The Composer + Full Score one」
ジェネレックジャパンは、同社取り扱いのAustrian Audio(オーストリアン オーディオ)より、開放型ヘッドホンのフラグシップモデル「The Composer」と、ブランド初のヘッドホンアンプ「Full Score one」をバンドルした「The Composer + Full Score one」を限定発売する。価格はオープンだが、税込550,000円前後での実売が予想される。
「より多くのお客様へプレミアムなヘッドホン・リスニングの世界を体験いただきたい」として用意されるバンドルセット。それぞれを単品で購入した場合と比較して、約14%オフの価格で購入できるとアピールしている。なお、上記の通り限定販売品となっており、数量に達し次第販売を終了すると案内されている。
The Composerは、「Hi-X49 DLCドライバー」を搭載する開放型ヘッドホンのフラグシップモデル。エアフローを高めつつ強力な磁場をもたらすリング・マグネットシステムを装備。振動板にはダイヤモンド・ライク・カーボンをコーティングすることで、プレミアムモデルにふさわしいリニアな周波数特性と、オープンかつ正確な高解像度サウンドを再生可能だとしている。
ケーブル着脱にも対応しており、端子形状にはオープンな規格のバナナ・プラグを採用。バランス接続をサポートするだけでなく、ケーブルの自作も可能とした。同梱のケーブルは、長さ3m/3.5mmプラグ、長さ3m/XLRプラグ(4ピン)、長さ1.4m/4.4mmバランスプラグの3種類が用意される。
Full Score oneは、リスニングからミキシング/マスタリング用途まで視野に入れて開発したというブランド初のヘッドホンアンプ。電源電圧自動選択機能を備えたリニア電源、完全ディスクリートのアナログ回路、高品位な部材などを投入し、10Ωのローインピーダンス・ヘッドホンから300Ωを超えるハイインピーダンス・ヘッドホンまでドライブが可能だとする。
急峻なトランジェントを精密に再現する独自技術「TTT(トゥルー・トランジェント・テクノロジー)」を搭載。パワーアンプ部は、クラスBバイアスのトリプル・エミッター・フォロワー出力ステージ、ハイスピードのコンプリメンタリ・プッシュプル・ゲインステージ、カスコード・パラレル差動入力ステージなどを備え、歪みの最小化を図った。
ヘッドホン出力として6.3mmフォーン×2/XLR(4ピン)×1、入力端子としてRCA 1系統/XLR 1系統を搭載している。



